まったく解せない! 日本はなぜ武力で北方領土を取り戻さないのか=中国報道
記事はまず、ロシアが北方領土に固執する理由を分析。1つは金や石炭、さらにハレニウムなどの「豊富な資源」があること、もう1つが「国家戦略的に重要な場所であること」だと論じた。東は太平洋、西はオホーツク海に面する北方四島は、日本をけん制しオホーツク海に入らせないため、どうしても手放したくないとしている。
2つ目は「日本が平和憲法で交戦権を認めていないこと」。軍隊を持つことも他国を攻撃することもできず、国を守るための自衛しかできないので、北方領土へ戦争を仕掛けることはできないと指摘した。
3つ目は最も重要なこととして「軍事力の格差」を挙げた。ソ連は解体したが武器は受け継がれており、ロシアは近年通常兵器を現代化していて、米国に次ぐ「軍事強国」になっていると伝えた。また、核武器の恐ろしさを知っている日本は、「わずか10万人の自衛隊でロシアと対峙する気持ちも実力もないはずだ」と主張している。
力があるのに力づくで領土を奪わないことがなかなか理解できず、上記のように分析する必要があるというのは、近年南シナ海や東シナ海において力で現状変更を試みている中国らしい考え方だといえるだろう。日本としては辛抱強くロシアと交渉を続けていくほかなく、新政権で進展があることに期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
