by AMD

2020年4月14日、AMDがサーバー向けCPU「EPYC」にクロック周波数を高めた新モデル群「7Fx2」を追加しました。すでにIBMやVMwareなどのクラウドシステムに採用されており、1コアあたりの性能は世界最高だと主張しています。

New 2nd Gen AMD EPYC™ Processors Redefine Performance for Database, Commercial HPC and Hyperconverged Workloads | AMD

https://www.amd.com/en/press-releases/2020-04-14-new-2nd-gen-amd-epyc-processors-redefine-performance-for-database

AMD EPYC 7F52 Benchmarks Review and Market Perspective

https://www.servethehome.com/amd-epyc-7f52-benchmarks-review-and-market-perspective/

AMD Claims World’s Fastest Per-Core Performance with New EPYC Rome 7Fx2 CPUs | Tom's Hardware

https://www.tomshardware.com/news/amd-worlds-fastest-processor-epyc-rome-7fx2-cpus

EPYCの新モデル群「7Fx2」は、「7F32」「7F52」「7F72」の3つのモデルで構成されており、それぞれ8コア/16スレッド、16コア/32スレッド、24コア/48スレッドのCPUとなっています。前モデルからクロック周波数が最大500MHzアップされているほか、コアあたりのL3キャッシュ容量も強化されており、AMDは「7Fx2は1コアあたり性能における新しいリーダーだ」と主張しています。



HPCに対する最適化も進んでおり、代表的なHPCソフトウェアでパフォーマンスが向上しているとのこと。



7Fx2の3モデルの価格をIntel Xeonシリーズの競合モデル群と比較するとこんな感じ。同コア数、同等クロック周波数であれば7Fx2の3モデルの方が価格が安く、L3キャッシュ容量も上回っていることがわかります。



1コアあたりの価格を他のEPYCシリーズのCPUと比べると、濃い赤色の棒グラフで示された7Fx2シリーズは、1コアあたり価格が他のEPYCの高いことがわかります。これについて、IT関連のプロフェッショナル向け情報を発信している「ServeTheHome」のライターであるPatrick Kennedy氏は「AMDは今回の新モデルでEPYCの価格基準を打ち破っており、7Fx2シリーズを通してEPYCにどれだけパフォーマンスと影響力があるかを示そうとしている」と語っています。



また、AMDはエコシステムの構築に力を入れており、2020年にはDellやHP、Lenovoといった大手IT企業がEPYCを自社のクラウドプラットフォームに導入する予定とのこと。



AMDの上級副社長であるDan McNamara氏は、「EPYCは現代のデータセンターを再定義し続けます。強力な3つのモデルを投入したことにより、お客様はエンタープライズ市場でより良い結果を得ることができます」と語っています。