6回に2点適時二塁打を放ち、ポーズをとるオリックス・安達

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● ソフトバンク 4 − 14 オリックス ○

<19回戦・ヤフオクドーム>

 オリックスが3点ビハインドを跳ね返し逆転勝利。今季2度目の5連勝で借金を4に減らした。

 オリックスは3点を追う2回、8番・安達の中前適時打で反撃開始。4回も安達の遊撃強襲の適時内野安打で1点差とした。再び2点ビハインドで迎えた6回は、4番・ロメロ、5番・モヤの連打などで一死二、三塁。代打・中川が遊飛に倒れ嫌なムードが漂ったが、安達が3打席連続適時打となる2点適時打を左中間へ運んだ。

 4−4の同点に追いついたあと、9番・若月も逆転適時打を右前へ。好調な打線がこの回だけで4安打を集中し、5−4と試合をひっくり返した。

 7回はモヤの右翼フェンス直撃の適時二塁打で6点目。さらに二死二、三塁の場面で、途中出場の小田が第3号となる中越え3ランを放った。オリックスは8回以降もモヤの7号2ランなどで5点を追加。終わってみれば計17安打で14点を奪った。先発の田嶋は4回4失点で降板したが、5回以降リリーフ陣が好投。2番手の吉田一が今季初勝利(1敗)をマークした。

 ソフトバンクは投手陣が崩れ逆転負け。6回に連続適時打を浴びた松田遼が3敗目(2勝)を喫した。打線は内川の11号2ランなどで初回に3点を先制。「2番・指名打者」で復帰した柳田も1安打を放ったが、復帰戦を勝利で飾れなかった。