ローマ退団のトッティに伊紙が異例の10点満点 「彼のキャリアと壮大さに贈られる」と敬意

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最終節ジェノア戦、後半9分から出場で逆転勝利に貢献 伊紙「正確なボールを供給」

 今季限りで退団するASローマの伝説的FWフランチェスコ・トッティが、28日の今季最終戦の本拠地ジェノア戦で後半9分から途中出場を果たした。

 36分間の出場機会で決定機を4回創出したファンタジスタは、イタリア地元紙から異例中の異例となる10点評価を与えられた。

 ローマの王子様がスタジオ・オリンピコと離別の時を迎えた。1-2とローマ劣勢で迎えた後半9分に途中出場したトッティは3-2逆転勝利に貢献。試合後、必死に涙を堪えた英雄はフィールドで家族を抱きしめ、そして熱狂的なサポーターの待つクルバ・スッド(ローマ側のゴール裏)にボールを蹴り込んだ。

「この時は来ないことを願っていた。ローマに人生をかけたことを誇りにしている」とサポーターに手紙を読んだ背番号10に銀のシャーレ(皿)が送られた。

 ラストダンスを終えたローマの王子様には、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は異例の最高10点満点を与え、敬意を評した。

「10点は彼のキャリアとトッティ的な壮大さに贈られる。フランチェスコが足を向けるのは、我々のサッカーの神々の神殿だ。ジェノア戦でのリアルな点数は6.5、エルシャラウィにミリ単位の正確なボールを供給した。しかし、『10』は彼のユニフォームの数字でもある」

25年目でワンクラブマンは見納めに

 ローマ一筋で偉大なキャリアを描いた英雄に10点満点を与え、そのキャリアを讃えている。ローマ退団を明言したトッティだが、クラブの幹部として第一歩を歩むのか、それとも他クラブで現役続行するのかまだ公表はしていない。

 いずにしても現代フットボール界で希少かつ偉大なワンクラブマンの赤と黄色のユニフォーム姿は、25年目をもって見納めとなる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images