雨が降りしきる5月9日の夕暮れどき、互いに傘をさしながら仲よく歩く夫婦の姿があった。ジャケット姿の男性は、長塚圭史(41)。その半歩後ろを歩くワンピース姿の女性は、常盤貴子(44)だ。

オシャレな格好をして楽しそうに会話を交わす2人。その間では、時折、笑い声も聞こえてきた。そのまま自宅から10分ほど歩いて向かったのは、都内にある大衆イタリア料理店だった。

「南イタリアの郷土料理が売りで、12年前から続く知る人ぞ知る名店です。2人はどうやらこのお店の常連らしく、店員さんが長塚さんに『お誕生日おめでとうございます』と言っているのが聞こえました」(居合わせた客のひとり)

実は、この日は長塚の41回目の誕生日だった。常盤が出演中の舞台『8月の家族たち』も休演日だったため、夫婦水入らずの誕生日デートを楽しむことになったようだ。

そんな2人だが、これまでには夫婦の危機も報じられている。常盤と長塚は03年8月に公開された映画『ゲロッパ!』で共演し、09年10月に結婚。しかし「FRIDAY」12年7月13日号で、長塚と真木よう子(33)との深夜デートがスクープされた。

当時、泥酔した真木が長塚に腕をからませ、長塚も真木の腰に手を回す親しげな様子が報じられたことから“不倫疑惑”が浮上。その後も、夫婦の危機がささやかれ、一部では“別居”説まで伝えられていたのだ。

そんな2人だが、この日は“不仲説”を払拭するような仲睦まじい姿を見せていたという。

「2人は店員さんが持ってきたお勧めメニューを見ながら、『どれ食べたい?』と聞いたりして談笑していました。まるで、新婚夫婦みたいな雰囲気でしたよ。途中、2人は“記念ワイン”をオーダーしていっしょに飲んでいました。グラスを手に取る常盤の指には指輪が輝いていて、なんだかとても嬉しそうでしたね」(前主・居合わせた客)

2時間ほどのお祝いディナーを終えると、仲良く帰宅した常盤と長塚。本誌は結婚1周年記念日で腕を組みながら帰路につく2人を当時目撃していたが、この日もそのときに負けないくらいの“ラブラブぶり”だった――。