プレッシングの急先鋒となったFP中村友亮「不細工な試合内容でも結果を求める」
「最後の最後に(メンバーから)外れてしまい悔しかったのですが、行ったメンバーを信頼していました。あとはみんなに託して、みんなうまいメンバーだったので、絶対に3連覇して帰ってきてくれると思ったし、もう一回、W杯のメンバーに選ばれたいなと思っていたんですけど…」
身長154センチの小兵は、日本代表で初めて先発メンバーに抜擢されると、「監督から『スピード、ディフェンスの部分で頑張ってくれ』と言われていたんで。始まったらガンガン、相手からボールを取りに行ってやろうと思っていました」という言葉通り、持ち前のスピードを生かして相手にプレッシングを掛け続け、試合の流れを大きく日本に引き寄せた。「僕らもそうですが、いきなりスピードを上げて試合に入ってこられたら、引いてしまう部分はあると思います。こっちがそういう状況をつくれたので良かったと思いますね」と、手応えを語った。
日本は開始32秒でFP芝野創太(バサジィ大分)が先制点を記録。右からの折り返しでアシストをしたのも中村だった。この得点でさらに余裕が出てきた日本は、面白いように点を重ねていき、前半だけで6点を奪取した。
「アジア選手権で負けていたことが、今回の試合には生きた形になったと思いますし、今回、こうやってお客さんが良い雰囲気をつくってくれて、日本で試合ができていることも大きいと思います」と、7−0の快勝の要因を語る。そして、「僕らは試合をするからには結果しかこだわっていないので。内容より結果と、監督はそこをずっと言っています。『内容なんて不細工な試合でもいいから、結果だけ求めていこう』と言っていたので、それができてよかったです」と、勝てたことに安堵した。
フットサル日本代表は中2日で、ウズベキスタンと対戦する。アジア選手権で準優勝に輝いた相手との試合に向けて中村は、「やることは今日と変わらないと思います。メンバーも集まって間もないですし、気持ちの部分で相手を上回れば、今日みたいなゲームはできると思うので。監督も気持ちの部分は相当言っているので、そこで相手を上回れれば良いゲームができるのかなと思います」と、再出発となる試合で出せた良いポイントを継続していきたいと話した。
文=河合拓
