「産業デベロッパーとしての役割を発揮していきたい」─。三井不動産社長・植田俊氏(1961年生まれ)は2年前の社長就任以来、こう言い続ける。同社の戦後の歴史を見ると、高度成長期には東京湾の埋め立てや、霞が関ビルに象徴される超高層ビルの建設、そして住宅地や商業施設などの街づくりと、事業を進化させてきた。「オフィス賃貸業も、商業、住宅づくりも、日本の産業競争力向上と密接につながっている」という認識を植