富士通のパソコン「FMV」が好調だ。そこには、2021年に社長に就任した大隈健史氏による改革がある。象徴的なのが、Z世代向けの商品開発プロジェクトだ。平均年齢24.5歳という「異例」のチームによる取り組みで、社員の意識は大きく変化したという。大隈社長に、ライターの鬼頭勇大さんが聞いた――。撮影=プレジデントオンライン編集部■新社長就任から2年あまりでパソコンシェア1位に「FMV」ブランドのパソコンを手掛ける富士通