今春闘で大幅な賃上げがあったにもかかわらず、暮らし向きが一向によくならないのはなぜなのか。経営コンサルタントの小宮一慶さんは「物価高の影響がもっとも大きいが、株主還元が第一の会社も社員に大盤振る舞いはできない。また、さまざまな働き方改革により実質的な収入も減っている」という――。■「賃上げ5%」でも「実際は2%」のなぜ労働組合の中央組織である連合の調査では2025年度の賃上げ率は5162組合の加重平均で1万6