石川県の無形民俗文化財「御陣乗太鼓」。かつて武器を持たない村人たちが、面を被って陣太鼓を打ち鳴らし、上杉謙信の軍勢を退けたといわれている勇壮な太鼓です。輪島市名舟町で受け継がれている伝統の太鼓は、ここで生まれた男たちは、その響きとともに生きてきました。 そんな「命と同じくらい大切」な太鼓が、元日の地震で存続の危機を迎えました。年に一度の「名舟大祭」で太鼓を打ち鳴らす海沿いの舞台は土砂で流され、保