現在放送中のNHKドラマ『紙の月』に主演する原田知世(46)。彼女がイラストレーターのエドツワキ氏(47)との離婚を自身のホームページで発表したのは昨年12月27日、『紙の月』がスタートする、わずか10日ほど前のことだった。

「正直、ノーマークだったというか……。お2人の間にはお子さんも生まれず、原田さんの夫婦関係については、よいも悪いも含めて、ほとんど報じられませんでした」(芸能レポーター・城下尊之さん)

 ’05年5月の結婚から8年半。突然の発表に、芸能レポーターたちも驚いたという。離婚について、彼女は口を閉ざしたままだ。しかし、取材を進めるうち、本誌は原田家の知人から意外な証言を得た。

「実は、お姉さんの貴和子さんも3年ほど前に離婚しているんです」

 2歳年上の姉で、女優の原田貴和子(48)は、’01年に一般会社員と結婚し、1男1女(長男12・長女10)をもうけた。なんと、その彼女が“極秘離婚”していたというのだ。

 ’87年公開の映画『私をスキーに連れてって』などで、かつては姉妹共演も話題になった貴和子と知世だが、昨年は映画『ペコロスの母に会いに行く』で、20年ぶりの姉妹共演を果たした。貴和子の事務所関係者は言う。

「これまで貴和子さんは子育てを最優先にしてきました。仕事を理由に家を空けたくなかったので、仕事をセーブしていたんです。しかし今回の映画では撮影中に、子供たちをお母さんに預けて、面倒を見てもらっていました。貴和子さんも知世さんも時間があれば、(千葉県の)母の顔を見に通っています」

 2人は家族ぐるみでも交流。’11年の東日本大震災発生時、東京都内で撮影中だった知世は、撮影現場の近くにある姉の家に避難したという。知世はこの3年間、女手一つで子育てに奮闘する姉の姿を目の当たりにしてきた。

 前出の原田家の知人によれば、知世は少し前から、エドツワキ氏と離婚するかどうか悩んでいて、そのことを貴和子にも相談していたという。知人は語る。

「貴和子さんが離婚したのは45歳のとき。そして知世さんは昨年11月に46歳になりました。貴和子さんは2人の子供を抱えながらもシングルマザーになる道を選びました。そんな姉の思い切った再スタートに、知世さんも自分の人生を見つめなおし、離婚という再出発の道を選んだのではないでしょうか」