【中国BBS】日本の武士の変な髪型についてどう思う?
中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本武士の髷(まげ)についてどう思う?」というスレッドが立てられた。スレ主は時代劇のものと思われる髷姿の武士の写真や、古代の絵画などを紹介して、武士の髷についてどう思うか尋ねた。
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スレ主自身は、髷は見た目が悪いと感じているようだが、ほかのネットユーザーからも次のようなコメントが寄せられた。
・「これは実用的な角度から理解する必要があるな。見た目は良くないが辮髪(べんぱつ)ほどではないだろう? 」・「いや、辮髪よりもヒドイ」・「確かに見た目が悪い。辮髪も見た目が悪い」
など、中国清朝時代の辮髪と比較したコメントが多く寄せられた。ほかにも、「審美観の違いなのだろうが、辮髪よりずっと気持ち悪い」、「最初に髷を見た時はなんて醜いと思ったけど、慣れたら辮髪よりも良いと思えてきた」など、賛否両論があった。
武士が髷を結う理由について分析する意見もあり、「きっとハゲになる前の準備だろう。みんなが剃りあげていれば、ハゲだかハゲではないか分かりにくいから」、「おそらく中国と区別するためじゃないかな。多くの伝統文化が中国から来ているから、ちょっと奇特ことをしないと同化してしまう。でもこの種の奇特さは現代までは流行らなかったんだね」などのコメントがあった。
江戸時代の武士の髪型といえば、月代(さかやき)がある。Wikipediaによれば、「前額側から頭頂部にかけて半月形に、抜き、または剃り落としたもの」で、鎌倉時代ごろから、兜による頭の蒸れ対策として戦の間だけ行われた習慣が、戦国時代になると日常の髪型になったという。
一方、ネットユーザーたちから挙がった辮髪とは、満州族による清王朝時代に強要された男性の髪型だ。さまざまなスタイルがあったようだが、共通するのは髪の毛を三つ編みにして後ろに垂らすというものだ。清王朝が強制していた髪型ということで、1911年に清王朝が崩壊すると自然に廃れたという。
他の民族の習慣については、どうしても違和感が生じるものだ。たとえ、自らの文化や習慣に近いとしても、多少違うだけで「極めて大きな違い」と感じることがある。
例えば、日本が台湾を植民地にした時代、台湾山地などに住む先住民が「首狩りの習慣を持つ」と猟奇的な注目を集めたことがあった。しかし考えてみれば、日本でも武士は戦さの際に「敵の首」を挙げることを行っていた。日本人にとって、「敵の首を取る」こと自体がそれほど奇怪な風習とは言えないことになる。(編集担当:畠山栄)
