マリオ・バロテッリはミランへ、マウロ・イカルディはインテルへ、そしてユヴェントスは、ウディネーゼに21歳のFWルイス・ムリエルの放出を納得させるだけの金銭条件を準備している。年齢や今後への希望、サラリーなどから、欧州の多くのクラブが気に入っている選手だ。戦力的にも金銭的にも、ユーヴェにとって本当の投資となる。

ウディネーゼのポッツォ・ファミリーが、1年だけでチームの宝石を売ることは珍しい。だが、ユーヴェは歴史的にウディネーゼと良い関係にある。例えばMFクワドゥオ・アサモアやMFマウリシオ・イスラ。それ以前にもDFマルコ・モッタやFWヴィンチェンツォ・イアクインタがいる。

そして今回も、ユーヴェは大きな敬意を払ってウディネーゼに近づいている。おそらく、ムリエルは3000万ユーロ(約37億7000万円)以上に評価されるだろう。以前から国際的なビッグクラブが彼のことを追っているからである。

復活祭までに、あるいはそのすぐ後にでも、両クラブの最初の正式なコンタクトがあるだろう。ユーヴェ側は、大きな価値を持つ重要な若手を差し出せる。マノーロ・ガッビアディーニ、チーロ・インモービレ、リッチモンド・ボアキエ、ルカ・マッローネ、ガブリエル・アッペル…ウディネーゼ、そして何よりフランチェスコ・グイドリン監督の哲学を十分に反映できる選手たちだ。

来季は攻撃陣の補強が絶対に必要であることを、ユーヴェは分かっている。そのため、時間を無駄にしたり、価格が上がってすべてが難しくなる夏の終わりにターゲットを追いかけることをしたくないと思っている。

そこで、ユーヴェはムリエルと同時にリヴァプールFWルイス・スアレス、バルセロナFWアレクシス・サンチェス、フィオレンティーナFWステファン・ヨベティッチへつながる道も見失っていない。ただし、ヨベティッチに関しては、道は険しくなっている(フィオレンティーナとの関係が良くない)。

いずれにしても、偉大なアタッカーが今度は加わるだろう。ただし、大きな犠牲も避けられない。つまり、売却ということだ。あらゆるサインが示すのは、バイエルン・ミュンヘンやパリ・サンジェルマン、プレミアリーグの大半のクラブが狙っているMFアルトゥーロ・ビダル。最初に3500万ユーロ(約44億円)の小切手を持ってトリノに姿を見せたクラブが、彼を持ち帰るだろう。

ほかにメルカートに出される可能性があるのは、攻撃陣の選手だ。ファビオ・クアリアレッラとアレッサンドロ・マトリがトリノを去るかもしれない。ユヴェントスは2人合わせて少なくとも2000万ユーロ(約25億1000万円)を手に入れられるはずだ。