今年のUFCはサンパウロでスタート!
14年3カ月振りにサンパウロに戻ってきたUFC、ヴィトーはそのひと昔以上前の大会に出場し、ヴァンダレイ・シウバを秒殺KOで破っている。9月にタナボタ式でUFC世界ライトヘビー級王座に挑み、誰も予想していない腕十字でジョン・ジョーンズを負傷に追い込んでいる。ただし、このシーン以外では片腕しか使えなくなったJJを相手に良いところなく、最後はアームロックでタップを強いられている。
天才の誉れ高かった時代から、自分のペースで戦っている時は強さを発揮するが、守勢に回るとモロかったヴィトー。対してビスピンは、ライトヘビー級時代からスプリット判定も少なくなく、凌ぎ合いを数多く経験している。チェール・ソネンなど敗れてなお、スタンドの打撃が評価されたものだ。ビスピンにあってヴィトーにないモノ、それは打撃とテイクダウンのコンビネーションだ。ヴィトーの打撃は、確かに質が高く殺傷能力も高い。最近ではハイキックという武器も手にした。
ただし、テイクダウンという要素がなければビスピンはワキを空けてガードを高くすることもできる。ヴィトーが勝つなら、早い段階のパンチ。テイクダウンを織り交ぜて戦うが、ビスピンは決して遠い距離をキープするタイプでないだけに、ヴィトーKO勝ちの目も決して低くない。一方でヴィトーの打ち気に対し、効率よくテイクダウンを奪うことができるようなら、スタミナと精神力を削ったビスピンの勝利がグンと近くなる。
■UFC on FX「Belfort vs. Bisping」対戦カード
<ミドル級/5分5R>
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)
マイケル・ビスピン(英国)
<ミドル級/5分3R>
ダニエル・サラフィアン(ブラジル)
CB・ダラウェー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ガブリエル・ナパォン(ブラジル)