映像クリエーターと広告主をマッチングさせるクラウドソーシングサービス「Poptent」

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サイト概要

Poptentとは、アメリカの映像クリエイター専門のソーシャルネットワーク兼クラウドソーシングプラットフォーム。映画監督やライター、カメラマンや俳優など、約140か国5万人のクリエーターが参加しているオンラインコミュニティです。

何ができるの?

企業は:

自社製品のCMの製作を応募することができます。企業は多数の提案の中から最も良いものを選び、その制作者に報酬を支払う、というマッチング型の広告制作が可能になります。

募集方法は下記のように3タイプあります。

?登録クリエーターの誰もが参加することができる「オープン課題」

?25名〜50名のクリエーターをあらかじめ選び競わせる「招待課題」

?特定のクリエーターに仕事を割り当てる「プロダクション課題」

クリエーターは:

・自分の実力が発揮できる企画を選択することができる。

・ユーザーは、自由にその応募に対して作品を作ってエントリーできる。

・5万人の映像クリエイター、コミュニティでネットワーク作りができる。

・自分の作品をアップロードしたり、レジュメを公開したりしてネット上のポートフォリオを作成できる。

登録クリエーターによるPoptentCM⇒http://www.poptent.net/share/8hm/9

クライアントのメリット

クライアントがこのサイトで広告制作を依頼する場合、Poptentへマネージメント料の4万ドル(約300万円)を支払います。

マネージメント費用4万ドルの内訳として、

・プロジェクトページの作成

・クリエイティブブリーフ作成の補助(クリエーターへの依頼要項)

・プロジェクトの起動
・クリエーター対応(質問対応・コンペ参加希望の対応等)
・ビデオチェック
・音源やタレント起用の際の許諾や著作権法手続き

等々が含まれており、依頼するプロジェクトのトータルサポートを行ってくれます。

Poptentで現在募集中のプロジェクトをみると、クリエーターへの報酬はを5千ドルないし7.5千ドル(約60万円)が中心のようです。LAタイムスの記事によると、この金額は合計しても従来のテレビ向け広告費の10分の1程度だということです。広告主はこの浮いた費用で複数の広告を購入し、1本で全ての人に訴えることを狙う高額広告ではなく、より効果的に広告のターゲティングを行うことも可能です。

特に時間的なコストの削減がとりわけ嬉しいところでしょう。今までは、一本のCMが出来るまでコンセプトを詰め、絵コンテを作り、というプロセスを綿密に行ってきましが、Poptentの場合、クライアント側の行うことは、ブランドのコンセプトと概要を示し、ブランドロゴなどの素材を用意するだけで良いのです。

クリエーターのメリット

クリエーターにとっては、以下のメリットがあります。

1.報酬 − 500を超えるオファーに応え、高額報酬を獲得できるチャンス!

2.クリエーターネットワークの形成(一緒に働くクルーを探せるかも)

   −広大なクリエーターネットワークを用いて、世界中のプロクリエーターとのつながりができる。タッグを組んで仕事に取り組むことも可能。

3.露出チャンス − カスタマイズ可能なビデオプレーヤーにて、作品をWEB上で公開できます。

2007年に創業したPoptentがこれまでクリエーターたちに払ったギャラの総額は500万ドルを超えています。依頼主は、IntelやFedEx、Dellなど大手企業が多数を占めており、2012年の夏には、550万ドル(約4億5400万円)を調達するなど、非常に活発化している様子です。

[参考]

Poptent サービスサイトhttp://www.poptent.net/

Poptentコーポレートサイトhttp://www.poptent.com/      

LA Timeshttp://articles.latimes.com/2012/may/08/business/la-fi-ct-poptent-20120508

Techcrunchhttp://techcrunch.com/2012/07/12/poptent-5-5-million-mk-capital/