日本ハム・進藤 北山と2度目の完封劇!好リード&本拠地初アーチ2号「めちゃくちゃうれしい」
◇パ・リーグ 日本ハム4―0ロッテ(2026年6月23日 エスコンF)
今季7度目のコンビには強い信頼関係があった。先発・北山の105球目がグラブに収まると、日本ハム・進藤勇也捕手(24)は小走りでマウンドへ向かい、北山と肩を寄せ合った。
「真っすぐだけじゃなくて他の球種も一級品だと思うので、全部任せています。要求通りに北山さんも投げてくれたので、こういう結果になった」
許した安打はわずか3本、一度も走者を得点圏に進ませなかった。今季7勝目を飾った右腕の女房役として5勝目、2度目の完封劇という結果に、「めちゃくちゃうれしい」と笑った。
相手打線のつながりを消し、分断するように意識した。そんな好リードに、進藤自身も「カットボールもカーブもフォークも使って、インコースもしっかり要求。いつも通りできた」と胸を張った。新庄監督も「めちゃくちゃいいですね。進藤君の配球は」と称えた。感情を表に出す先輩の投球スタイルを分析し、「先輩関係なく、バシッと言うようにしている」という頼もしさも、北山の良さを引き出した。
打撃でも援護した。1―0の3回だ。4球目も外角だった。2ボール1ストライクと打者有利のカウントをつくり、広池の直球を右翼ブルペンまで運んだ。「死球でも四球でも…何がなんでも塁に出よう」。強い思いが、最高の結果となった。5月13日のロッテ戦以来となる今季2号ソロは、プロ3年目で本拠地初本塁打。ベンチでは仲間から手荒い祝福を受け、喜び合った。
プロ初のお立ち台にも立った。進藤は「明日からも精いっぱい頑張ります」と力を込めた。持ち前のディフェンス力に加え、打力も急上昇。カード初戦を快勝した勢いで、連勝を狙うチームには頼もしい若手捕手がいる。(小渕 日向子)

