ソフトバンク“激痛&ダメージ1敗” 石塚綜一郎が顔面死球、天敵打てず復帰の上沢直之には無縁
◇パ・リーグ ソフトバンク0―5オリックス(2026年6月23日 みずほPayPay)
ソフトバンクは23日、今季5度目の零敗を喫し、連勝が2で止まった。右肘のコンディション不良から5月15日以来の復帰となった先発・上沢直之投手(32)が5回3失点と試合をつくるも、打線が散発3安打と援護できない。9回には石塚綜一郎捕手(25)が顔面に死球を受けるアクシデントもあり、1敗以上にダメージの残る黒星となった。今季のオリックス戦は4連敗で対戦成績は2勝6敗と苦戦している。
本拠地に戻っての初戦はダメージの大きい1敗となった。0―5の9回2死、21日の日本ハム戦で3安打と活躍し、この日は途中出場した石塚がアクシデントに見舞われた。カウント1―2からマチャドの直球が顔面に直撃。その場に倒れ込んで担架で運ばれた。小久保監督は「まともに(顔面に)当たってる。そのまま救急車で病院です」と心配を募らせた。
3カード続けて初戦に敗れた。先発は“オリキラー”の上沢。右肘コンディション不良から5月15日以来、39日ぶりの1軍マウンドで5回3失点で3敗目を喫した。
「5回の失点が悔やまれます。特に3点目を防がないといけなかったし、防ぐチャンスはあったと思う」
2回までは一人の走者も出さない立ち上がり。3回2死から若月に初安打となる先制ソロを浴びると、0―1の5回に2点を追加された。無死一、三塁で宗に右前適時打、1死一、三塁から西川に中前適時打を許した。
2週間のノースロー調整を経て、2軍で2試合に調整登板してカムバックした。試合前の時点で41試合登板で24勝(9敗)と得意にしていたオリックス戦のカード頭を託されたが攻略された。それでも小久保監督は開幕投手を託した右腕の復帰にひと安心。「肘は不安ないとの感じで投げ切れたとの判断。残りシーズンを引っ張ってもらわないと。明日の反動が来ないことを願っています」と期待を込めた。
ただ、日本ハムとの前カードで3試合21得点した打線が2メートル13の長身右腕・ジェリーの前に沈黙した。今季3度目の対戦となったが、6回まで2安打無得点。終わってみれば今季ワーストタイの3安打で今季5度目の零敗を喫した。ジェリーには計18イニングで1得点のみの防御率0・50と抑え込まれている。小久保監督は「また(やられた)ね。メンバーを代えてチャレンジしたけど。また次もチャレンジします」と切り替えを強調したが、オリックス戦は4連敗で今季2勝6敗。越えるべき壁となっている。 (井上 満夫)
