ソフトバンクのドラフト1位・佐々木麟太郎 MLB「ドラフトコンバイン」に参加「素晴らしい経験」
「2026年MLBドラフト・コンバイン」が23日(日本時間24日)、アリゾナ州フェニックスで始まり、昨秋にNPBのドラフトでソフトバンクから1位指名を受けたスタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(21)も参加した。
開催地はダイヤモンドバックスが本拠とするチェイス・フィールド。佐々木はフリー打撃では25スイング中、柵越えは9本。約140メートルの大飛球を放つなど、持ち前のパワーを十分にアピールした。その後、守備のドリルでも三塁、一塁の両方のポジションで軽快に打球をさばいた。
MLBのドラフト会議は7月11〜12日(同12〜13日)にフィラデルフィアで開催される予定。その直前に行われるこのドラフト・コンバインには大学生、高校生のドラフト候補選手が参加して腕を見せ合う。元メジャーリーガーやコーチ、各球団の編成部門メンバー、スカウトディレクター、球団関係者も集まる“ショウケース”的なイベントだ。
佐々木は渡米2年目の今季、52試合に出場して打率.261、16本塁打、47打点を記録。ソフトバンクとの交渉権は7月末までで、6月下旬をメドに一時帰国を検討し、面談する予定としている。
実技終了後の佐々木との一問一答は以下の通り。
――コンバインに参加して。
「本当に素晴らしい経験をさせてもらっています。ただただ光栄だと思いますし、自分がやらせてもらっていること、やるべきことを1日1日こなすだけだなと思っています。人生にとってこの経験は素晴らしいものになっていると思います」
――ここを見てほしいというところはあったのか。
「やはり自分の武器、バッティングもそうですし、すぐ数値化して見られるので、もともと大学の全試合も、サマーリーグも含めてデータはもう共有されているんですけど、それでもここでアピールできれば、特に長所の部分はしっかり見てもらえるように自分自身も取り組んだつもりですし、まず今日やれることはやりきったと思います
――各球団とのミーティングではどこが自分のアピールポイントになると思うか。
「自分が今、歩んできた道、どういうアプローチをしている、どういうキャリアを積んできたかというのを誠実に話すだけだと思います。それが自分が誠実にやっていること、取り組んでいることをどう思っているかを話すのがいちばんのことだと思うので、人の捉え方というのは1人1人違うと思いますし、自分のやっていることをしっかり伝えるだけなんじゃないかなと思います」
――458.1フィート(約140メートル)の柵越えもあった。パワーは誇示できたのでは。
「まだまだ飛ばせるようにこれから頑張りたいなと思います(笑)。全然満足していないです。ただ、全体的に打球速度も悪くなかったですし、でもまだまだこれから上げていける。飛距離もそうですし、スピード(打球速度)もさらに上げていける自信はあるので、そこに関しては見込めているものもあるので、今この瞬間とか関係なく、この夏にまたトレーニングに励みながら、自分がやるべきことをやっていくことでまた期待値は上がっていくんじゃないかなと思います。引き続き自分のやれることをやっていくだけかなと思っています」
――今後の予定は。
「マネージメント事務所から発表があったかもしれないですけど、6月下旬、来週以降ですかね、確定はしていないんですけど、帰国にはなっています。帰国次第、ソフトバンクさんと面談させていただく予定になっています。スケジュールはまだ確定はしていないので、また自分のマネージメント会社から発表になると思います。基本的には一回、日本に帰って、引き続きトレーニングをしながら、面談があったり、どうなるかっていうのは自分も見えていないところが多いので、初めてのシチュエーションですし、こういう立場に置かれて自分自身も光栄に思うんですけど、未知数のところはあるので、柔軟に対応していきたいです」
――MLBドラフトの時は日本にいるのか。
「そこもちょっとわからないです。いま、スケジュール調整して、後日、お知らせする形になると思います」(フェニックス・杉浦大介通信員)
