西武・長谷川 2戦連続決勝打! サヨナラ勝ちで3連勝 交流戦初Vへ首位と1差
◇交流戦 西武4―3広島(2026年6月9日 ベルーナD)
ナインのウオーターシャワーから全力で逃げ回った。リーグ首位の西武が3連勝、そして今季最多の貯金14を告げる歓喜の儀式。ヒーローとなった長谷川は、走りながら殊勲打をかみしめた。2試合連続の決勝打だ。
「最高です。みんなでつないだので、絶対に決めてやるという気持ちで打席に入った」。3―3の9回1死満塁。2―2と追い込まれてから、外角高めのフォークを逆らわず右前へ運んだ。23年6月7日の中日戦のサヨナラ弾以来、プロ2本目のサヨナラ打。一時3点差の逆転劇を締めくくり「ライオンズの強さを証明できた試合かな」と力を込めた。
座右の銘は「百折不撓(ひゃくせつふとう)」。幾度失敗しても志を曲げない、という意味だ。20年育成ドラフト2位で入団して6年目。志を曲げなかったから今がある。3―3の7回1死三塁の勝ち越し機では、内角直球を強引に打ちに行って三邪飛。「初対戦でなかなか見ないボールを捉えるのが難しかった」と言うが、切り替えて反省を9回に生かした。内角球で追い込まれても右方向を意識して、甘い球を着実に仕留めた一打。強い意志がそこにあった。
パ球団で唯一優勝のない交流戦。初優勝へ首位ソフトバンクとは1ゲーム差だ。「負けないことが優勝につながる。(残り試合)全勝を目指してやっていきたい」。長谷川の言葉が力強く響いた。(秋村 誠人)

