鈴木直道北海道知事(前列中央)と設立を祝う「北海道地域おこし協力隊ネットワーク」のメンバーら(3月12日、札幌市中央区で)

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 総務省は、地方に移住して地域振興を担う「地域おこし協力隊」の隊員数が、2025年度は8196人に上り、前年度から286人増えたと発表した。

 6年連続で増加し、初めて8000人台となった。

 協力隊は、過疎地などに移住した人が、自治体の業務や農業に従事し、地域の魅力発信や活性化に取り組む制度で、09年度に創設された。近年は女性の隊員が増加傾向で、25年度は全体の4割を占めた。地域への定着も進んでおり、直近5年間に任期を満了した隊員のうち7割が任期後も同じ地域に定住したという。

 隊員の受け入れ数は北海道の1374人が最多で、長野県477人、島根県386人が続いた。1187の自治体が隊員を受け入れており、前年度から11増えて最多となっている。

 林総務相は「地域の活性化、移住促進の両面で効果が出ている。隊員数1万人の目標に向け、戦略的な情報発信やサポート体制の強化を進める」としている。