[5.9 J1百年構想リーグ第16節 水戸 1-4 浦和 Ksスタ]

 J1百年構想リーグEASTは9日、第16節を行い、浦和レッズが水戸ホーリーホックを4-1で下した。田中達也暫定監督の就任から驚異の9得点1失点で無傷の4連勝。ゴールデンウィークの連戦を破竹の快進撃で駆け抜けた。

 互いに前節から中2日の連戦とあり、大幅に先発メンバー変更を行ったゴールデンウィーク最終戦。8人を入れ替えた水戸は前節・鹿島戦(●0-3)で途中出場デビューを飾った関東学院大出身ルーキーのDF佐々木輝大が初先発を勝ち取り、MF川上航立もJ1初出場となった。対する浦和も6人を入れ替え、MF早川隼平、MFサミュエル・グスタフソン、FW小森飛絢が今季初先発を果たした。

 試合は前半24分、浦和が先手を取った。右CKを早川がファーサイドに入れ、これにDF長沼洋一が頭で合わせると、これはクロスバーに直撃。だが、跳ね返りを拾ったMF安居海渡がワンタッチで流し込んだ。安居は今季2ゴール目。またチームとしては前々節・千葉戦(○2-0)に続いてセットプレーで先制点を奪った。

 そのまま1-0で後半を迎えると、水戸は痛恨のアクシデントが起きた。初先発の佐々木がMFマテウス・サヴィオにプレッシャーをかけた際、足裏で足首を削ってしまい、VAR介入を経て一発レッドカード。水戸は前節のDF牛澤健に続いて2試合連続の一発退場。今大会ではMF鳥海芳樹、DFフォファナ・マリック、DFダニーロ、樹森大介監督もレッドカードを経験しており、6人目の退場となった。

 その後は浦和がボールを握るなかで水戸も踏ん張っていたが、後半25分に浦和が再び加点した。中央に絞ってパスを受けた長沼が前に盛り上がり、左足で斜めのパスを差し込むと、これを受けた小森がキックフェイントで相手をいなして左足一閃。見事なシュートを突き刺し、これで直近4試合3ゴール目となった。

 するとここからは大きく試合が動いた。後半32分、水戸のミスを突いた早川がスルーパスを送ると、これに抜け出した途中出場のFWイサーク・キーセ・テリンが冷静に流し込んで追加点。同34分にも背後に抜け出した早川の優しいクロスからテリンがネットを揺らし、7試合ぶりの出場から一気に2ゴールを奪って4-0とした。

 一方の水戸もなんとか意地を見せたいなか、後半39分にDF大森渚生が左サイドを突破し、鋭いクロスを入れると、こぼれ球が反対サイドのFW山本隼大へ。山本は足裏でのコントロールから急加速で右に持ち出すと、鋭く右足を振り抜き、豪快な弾丸シュートをゴール左上に突き刺した。山本はこれがJ1初ゴールとなった。

 だが、水戸の反撃はここまで。冷静に試合を進めた浦和が4-1の大勝を収め、新体制4連勝を飾った。