古都大同市、メーデー連休の人気観光目的地に 中国山西省

【新華社太原5月7日】中国山西省大同市は今年の労働節(メーデー)連休(1〜5日)期間に、新たな観光のピークを迎えた。データによると4日午後6時時点で、同市が重点モニタリング対象とする観光地8カ所を訪れた観光客数は、海外からの外国人観光客多数も含め延べ100万人を超えた。歴史的価値の高い都市「国家歴史文化名城」に指定されている大同市は、その奥深い文化的背景と、文化・観光商品のたゆまぬ革新により、国内外の観光客にとって人気の目的地となりつつある。
大同市は悠久の歴史を誇る都市で、かつて北魏の都が置かれたことなどから、中国九大古都の一つに数えられ、市内には雲岡石窟や懸空寺、古城壁など豊富な文化遺産がある。同市は近年、文化と観光の融合・発展を継続的に推進し、「文化+(プラス)科学技術+体験」を軸に、伝統文化の新たな活力を引き出している。今年のメーデー連休中、大同市は古城の中核エリアを中心に、一連の特色ある文化・観光プロジェクトを集中的に実施し、総合的により充実した観光体験を提供した。

大同市文化・観光局職員の劉海鵬(りゅう・かいほう)氏によると、メーデー連休に訪れる大量の観光客を見込み、地元では入念な企画に基づき、多くの没入型文化イベントを用意した。中でも、「大同古城メーデー花灯遊園会」はハイライトの一つとなった。南城壁の関城エリアでは、「開城式」「花神賦」などのテーマ別公演を次々と上演し、伝統的な儀式や演劇芸術と現代の光と影の技術を組み合わせ、観光客に見応えと双方向性を兼ね備えた文化の供宴を届けた。
インタラクティブ体験の面では、「古城だってトレンディー」と題した街頭パフォーマンススポットが鼓楼西街と鼓楼東街、東南邑などのエリアに9カ所設けられ、計45回のストリートパフォーマンスが行われた。音楽やダンス、パフォーマンス・アートなど多様な形式を取り入れ、観光客が古城を散策しながら文化の魅力を間近で感じられるようにした。さらに、高速鉄道の大同南駅と空港では同時に歓迎の舞台演出が行われ、伝統的な演目で都市のイメージを表現し、初めて大同を訪れた観光客が最初のご当地文化を体験した。

観光人気の高まりはそのまま、地元サービス業の成長にもつながっている。配車サービスのドライバー、馬驍(ば・ぎょう)さんは、連休中は観光客の大幅増がはっきりと感じられたと話す。毎日全国各地からの乗客を運び、中にはイタリアや米国など海外からの観光客もいたという。
大同市は、歴史・文化資源と現代的な文化・観光業態を体系的に統合し、多様な消費シーンを継続的に創出している。外国人観光客が次第に増える中、この千年の古都は世界的な観光地化への歩みを加速させている。(記者/陳志豪)





