あなたは大丈夫?「揚げ油の使い回し」は毒

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あなたは大丈夫?「揚げ油の使い回し」は毒

消化器系への深刻なダメージも

小さな子供からお年寄りまで、世代を問わずに人気の定番メニューのひとつが揚げ物。揚げたてサクサクの天ぷらやとんかつは本当においしいですよね。

火加減にさえ注意すれば、調理自体はそれほど難しくないので、ご自宅でよく楽しまれる方も多いと思います。でも、悩ましいのが調理後に出る大量の使用済み油。

一度使っただけで捨てるなんてもったいない、と再利用する方もいるようですが、食の安全性を考えたら再利用はオススメできません。

一度調理に使用した油は、調理中の加熱と長時間空気に触れたことで酸化し、過酸化油脂に変化しています。調理カスさえ取り除けば、使用前の状態と変わらないように見えても、油の質は劣化しており、摂取することで消化管の粘膜を傷つけ、ときには動脈硬化の原因になることも……。

消化器や心臓、血圧などに問題のある方はとくに使用を控えるべきでしょう。それでも一度きりの使用で捨ててしまうのはもったいない、という方にオススメの調理法があります。

それが「揚げ焼き」です。鍋底から1~2センチ程度と少量の油で、食材の表裏を返しながら揚げるため、使用後の油の廃棄量も少なく、あと片付けも簡単です。ただし、火の通りが悪い食材やたっぷりの油で揚げる天ぷらなどには適さないので注意しましょう。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』監修:守口徹