「嫁に来ないか」70歳・新沼謙治、15年前に死去した妻への歌 元バドミントン世界チャンピオン
【写真】「嫁に来ないか」からロックナンバーまで…新沼謙治が熱唱
2025年にデビュー50周年を迎え、東北を中心に数十本のコンサートツアーを行ってきて、この日はその集大成ともいえる東京公演となった。
約1500席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンらで満席。新沼は「この東京でリサイタルが開けたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。新沼謙治、デビューして50周年を迎えることになりました。ここまで来るのに働いて、働いて、働いて、働いて(笑)、そしてきょうもまた、50年間に出会った大勢の皆さまに来ていただいています。(皆さまの)この貴重なお時間ですから思い出に残る、楽しい愉快なステージを作り上げたいと思っております」とあいさつ。
また、クラシックギターを弾きながら中村雅俊の「ふれあい」を歌ったり、ドラムを叩きながらジャッキー吉川とブルー・コメッツの「ブルー・シャトウ」を歌唱。さらに、エルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」など、民謡から演歌、フォーク、ロックナンバーまで幅広いジャンルの歌で最後まで客席を楽しませた。
新曲「思い出したよ故郷を」のカップリング曲で、自身が作詞作曲した「アルバムの中の君」を歌うシーンでは、2011年にがんのため62歳で亡くなった妻で、元バドミントン世界女王・湯木博恵さんについても触れた。「僕が、かけがえのない愛する妻に書いた曲です。35周年のときには、彼女が病院から出て来て、(同じ会場の)あの角の席で見ていました。元バドミントンの世界チャンピオンで、素晴らしい人でした。(僕より早く亡くなったのは)頑張り過ぎたのかもしれませんし、僕が頑張らせ過ぎたのかもしれませんが、いまとなってはわかりません。でも、(笑顔を見せながら)孫ができまして、孫ができる前に娘と息子ができたわけですけれども(笑)、孫が小学校4年の男の子で、女の子が今年で3歳になりました。蝉が鳴くころよく孫が来ます。ジージ、ジージ、(こちらも)ジージ、ジージと、両方でジージなんですが(笑)、不思議なもので、孫が帰ると蝉が鳴きやむんですね。そんな話がそのまま歌になったのが『アルバムの中の君』という僕が作った歌です」と話していた。
今回の東京公演の模様を収録したDVD『デビュー50周年記念 新沼謙治コンサート〜限りなき前進〜』が、10月21日に発売される。