木村大作氏、監督・撮影など5役担当の映画『腹をくくって』製作決定 主演・山崎賢人ら“主役級メインキャスト”8人発表
【写真】山崎賢人、松田龍平…出演者が大きく書かれたパネルの前で微笑む木村大作氏
黒澤明監督作品に撮影助手として参加し、以降キャメラマン(撮影監督)として『八甲田山』『鉄道員(ぽっぽや)』、監督としても『劒岳 点の記』『散り椿』など数々の名作を創り続けてきた木村氏。そんな木村氏が、これまでに培った経験と技術の全てを注ぎ込み、9年ぶり4本目の監督作として“本物の日本映画”の製作に乗り出した。
誰もが主役級のキャストをこの場で初めて発表した木村氏は「すごいですよね! この映画の一番の売りはキャスティングです」と胸を張る。「これだけの人が集まるんですよ!なかなかのもんだと思うんですよね。これが封切ってこけたりしたら日本映画も終わりだよね…自分も終わりだと思っている(笑)」と、ユーモアを交えてプレッシャーも明かしていた。
2028年放送の大河ドラマ『ジョン万』の主演を前に、本作で時代劇の主演を務めることとなった山崎。主演に抜てきした理由を問われると「今やヒットメーカーですが、それだけで選んでいるわけじゃない。2人きりになったことがあるんですが、(山崎が)いい色艶で、姿かたちがすごかった。美しい青年を見たという感じ。ものすごく純真で、純朴で、非常にナイーブで。男の色気、インテリジェンスのある顔をしている」と、山崎の“素の姿”に魅力を感じたそう。「芝居ではなく、素の姿でいい。そのままの彼がいいと思っている」と印象を語った。
また、木村氏は主人公が本作で放つ「腹をくくって」というせりふが入った劇中の一節を紹介しつつ、本作を一言で言うと「宿命と運命を描く映画だ!」と力説。「単なるチャンバラ劇ではない」と自信たっぷりに話した。
木村氏は「この映画をつくるのは遺言のためじゃない。体力の衰えがあるけど、これが最後じゃない。あと2本くらい撮りたいと思っている」とほとばしる映画への熱意も語っていた。