元イングランド代表DFのアシュリー・ヤングが、40歳での現役引退を発表した。SNSを通じて「23年間にわたって夢を生きてきた」と振り返り、「自分のキャリアで達成したすべてを誇りに思う。本当に幸運だった」と率直な思いを明かした。

 2003年にワトフォードでプロデビューを果たしたヤングは、その後アストン・ビラで頭角を現し、2011年にマンチェスター・ユナイテッドへ加入。ウイングとしてだけでなくサイドバックにも適応するユーティリティ性を武器に、長年にわたり主力として活躍した。

 ユナイテッドではプレミアリーグ優勝(2012-13シーズン)をはじめ、FAカップ、リーグカップ、さらにUEFAヨーロッパリーグ制覇も経験。主将も務めるなどチームの中心的存在だった。その後はインテルに移籍し、2020-21シーズンにはセリエA優勝を達成。イタリアでもタイトルを獲得した。

 さらにエバートンを経て古巣アストン・ビラに復帰し、キャリア終盤にはイプスウィッチ・タウンでプレー。トップレベルで長くプレーし続け、左右両サイドで攻守に貢献できる万能型選手として評価されてきた。

 イングランド代表としても39試合に出場し、2018年のロシアワールドカップでは左サイドバックとして全7試合に出場。チームの4強入りに大きく貢献した。

 近年は負傷の影響もあり出場機会は限定的となっていた。今季所属するイプスウィッチは昇格争いの最中にあり、A・ヤングは「まずはシーズンをしっかり終え、クラブの目標達成に集中したい」と強調。「その後、自分の歩みを振り返り、今後について考える時間を持ちたい」と今後のキャリアについても言及した。