水戸にニューヒーロー誕生か…高卒新人のMF安藤晃希がデビューから2戦連発「次も決めろよ、と言われていた」
◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第13節 水戸2―2(PK3―4)町田(29日・Ksスタ)
水戸はPK戦の末、ホームで町田に敗れた。
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水戸にニューヒーロー誕生の予感がした。MF安藤晃希は後半24分から途中出場すると、キレキレのドリブルで左サイドで存在感を示し、ゴールへ迫っていった。すると1―2の後半45分、マッチアップしたDF望月ヘンリー海輝をドリブルで翻弄(ほんろう)し、エリア内へ侵入すると右足を一閃(いっせん)。ボールはゴール左に突き刺さり、試合を振り出しに戻した。
デビュー戦となった前節のFC東京戦でも、投入から1分も経過していない段階でゴールを記録。初戦から大きなインパクトを残したが、勢いそのままに2戦連発となり「色々な人から一戦目がまぐれだと言われないように次も決めろよ、と言われていた。(1―4で決めた)前回と違い、同点ゴールでうれしかった」とうなずいた。町田のDF昌子源も「ヘンリーを抜くのはなかなかない。あれはあの子を褒めるべき。止めなければいけないのは重々承知だが、うまかった」と称賛した。
流通経大柏高から今季加入。流通経大柏では2年時に選手権準優勝を経験し、背番号10を背負った3年時にはプロ内定カルテット(島谷義心、大藤颯太、増田大空)の一員として4強入りに貢献した。今月5日から15日まではクラブの提携先であるドイツ・ハノーバーのU―23チームの練習に参加し、鍛錬を積んだ。デビュー戦後に「いつか世界へ行きたい」と宣言した18歳は、今後も成長を続ける。
