これぞエースの仕事だ。KONAMI麻雀格闘俱楽部の佐々木寿人(連盟)が4月28日、「ZOZOTOWN Mリーグ2025-26」セミファイナルシリーズの第1試合に登板。オーラスでの逆転勝利を決め、チームをファイナルシリーズ進出圏内の4位に押し上げた。

【映像】勝負強さが半端ない!佐々木寿人、オーラス逆転勝利の瞬間

 当試合は起家からEX風林火山・永井孝典(最高位戦)、佐々木、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びで開局。東1局、佐々木は親の永井に対抗してリーチをかけるも、テンパイ流局で終わった。東1局1本場では、配牌で対子だった發を早々にポン。数巡後、カン二万待ちに構え、發のみの1000点(+300点、供託2000点)をアガった。

 東2局では永井、東3局では黒沢が満貫・8000点を獲得。東4局では、またしても永井が満貫・8000点をツモった。南1局では、黒沢が1500点(供託1000点)を加点。この時点で、佐々木はトップ目の永井とは1万7100点差、2着目の黒沢とは7600点差の3着目だった。

 そんな中で迎えた親番の南2局、佐々木は正確な山読みからカン五万待ちでリーチ。これを見事に手繰り寄せ、リーチ・ツモ・タンヤオ・赤の親満貫・1万2000点を成就させた。南2局1本場は黒沢の2700点で流されたが、南3局では「北が雀頭になったから鳴いていく手もあったが、(河にある)九万の2枚を見たらペン七万もいいかな」と4巡目に迷わずリーチを選択。これが茅森から捨てられると、なんと裏ドラが3つも乗り、リーチ・ドラ・裏ドラ3の満貫・8000点まで昇格した。

 これでトップ目に立つも、南4局では親番の黒沢に7700点を放銃。3着目まで転落したが、ここからドラマが待っていた。トップ目の黒沢とは3400点差、2着目の永井とは1400点差という状況下、佐々木は鳴きを駆使して3・6索待ちで待機。同じく逆転トップを狙う永井のリーチに競り勝ち、白・赤の2000点(+300点、供託1000点)での一気大捲りを決めた。

 「やっと2勝目です」。セミファイナルシリーズにおけるチームの2勝は、いずれも佐々木の白星だ。試合後は「フェニックスさんに、上に行かれましたからね」と、昨夜にトップを取ったライバルチームについて言及。「今日の1戦目は、非常に大事だったですね」と安堵した。稼いだプラスは54.6ポイント。これでチームはファイナルシリーズ進出圏内の4位にアップした。「大変お待たせしました。非常に苦しい思いをファンの方にもさせてしまったと思いますが、やっと2勝目を取れました。これで風向きも変わるかと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします」。大一番で、しっかりと結果を残す。やはり魔王は頼りになる。

【第1試合結果】

1着 KONAMI麻雀格闘俱楽部・佐々木寿人(連盟)3万4600点/+54.6
2着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)3万3600点/+13.6
3着 EX風林火山・永井孝典(最高位戦)3万1100点/▲8.9
4着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)700点/▲59.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)