作間龍斗「月夜行路 −答えは名作の中に−」(C)日本テレビ

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【モデルプレス=2026/04/28】女優の波瑠と麻生久美子が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「月夜行路 ―答えは名作の中に―」(毎週水曜よる10時〜)に出演中のACEesの作間龍斗(さくま・りゅうと/23)が、モデルプレスらのインタビューに応じ、演じる役の魅力や役作りにおける独自のこだわりなどを語った。【後編】

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◆「月夜行路 ―答えは名作の中に―」


本作は、謎解きを楽しみながら教科書でおなじみの名作文学から生きるヒントを学べる、痛快文学ロードミステリー。仕事漬けの夫と反抗期の子どもにないがしろにされる主婦・沢辻涼子(麻生)は、文学オタクの銀座のバーのママ・野宮ルナ(波瑠)に強引に大阪へ連れ出され、殺人事件に遭遇。ルナは、夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩、谷崎潤一郎といった文学の知識をフルに生かして事件の真相と入り組んだ人間ドラマを紐解いていく。

作間は、涼子の20年以上前の元カレで、ルナや涼子たちが大阪で探して回る謎に満ちた人物・カズトに加え、カズトと瓜二つの現代に生きる青年の2役を演じている。

◆作間龍斗、1人2役演じることへの苦悩「どう差をつけるか悩みました」


― ご自身が演じられる役についてぞれぞれどのような印象を持たれましたか?

作間:カズトは回想に登場する役ということで、時代背景を考えないといけないと思っていたのですが、何百年も経っているわけではないので、言葉遣いや話題にそこまでびっくりすることはなかったです。とても愛情深くて、いい奴なんだろうなと感じていましたが、台本を読み込んで撮影が始まっていくと、自分の芯も大事にする人なんだろうなと思うようになりました。決めたことはやりきりますし、相手のことを自分の中で解釈して、相手のためになることを誠心誠意全うする、とても誠実な人です。

もう1つの役は、カズトよりも燃えたぎるものは少なくて、現代人だなと感じました。カズトから角を削った感じで、愛情深いところは奥の部分にちゃんとあるんだという意識で演じました。

― 今回2役演じられるということで、難しさはありましたか?

作間:2役演じることが初めてなので、どう差をつけるか悩みました。

― それぞれの役は演じ分けられたのですか?

作間:考えたうえで最終的には演じ分けなかったですが、髪型を変えてみました。オンエアで見ることができますが、挑戦的だったので、手応えはまだ分かりません。

― 視聴者からは「声がいい」という声が見受けられますが、意識されているのでしょうか?

作間:特にいい声にするという意識はしていないですが、今回は2役ということで、違いが出しやすいのは声だと思っています。テンポ感と声色は作品によって変えているので、いつも撮影に入って2日目くらいで、1回喉を壊します。多分無意識に調整してしまっていて、必ず喉に痰が詰まります。今回もどこかで喉がやられているシーンがあります(笑)。

― 声以外に意識されていることはありますか?

作間:動きの数で、落ち着きがあるのか、落ち着きがないのかだいぶ変わるので、目線や瞬きの数も意識しています。僕は瞬きをしがちな方なのですが、落ち着きのない人を演じるときは我慢せずにいつも通り瞬きをして、カズトみたいに器が広い性格の人物を演じるときだと、瞬きのテンポを遅らせるなどしています。

◆作間龍斗、4話みどころ語る「演じてみてグッとくるものがありました」


― カズトは1話から名前は出ているものの、正体は分からないままストーリーが進んでいますが、ストーリー展開についてはどう思われますか?

作間:難しかったです。撮影も細かく切れていて、頭がおかしくなるんです。「涼子がこのセリフで学生時代のカズトのことを思い出して、その時の回想シーンがこの撮影」みたいな。ただ思い出しているだけじゃなくて、なんで思い出したかということが現代ではいろいろあるので、それと紐づけて考えたら、台本を閉じる時間がなかったです。

― 自分のシーンだけでなく、全てのシーンを理解しないと演じられないということですね。

作間:本当に国語の授業でした。「カズトがこう思った理由を述べなさい」みたいなことを一生やっていて、謎解きみたいな感じでした。

― 現在、3話まで放送されていますが、作間さんが感じる本作の面白さを教えてください。

作間:すごく面白くて、びっくりしています。映画「国宝」(2025)がヒットしたのも、歌舞伎を知る術を現代人が持ってないという理由があると思っていて、同じように文学は「本を読まないといけない」という壁がありますが、それを分かりやすく映像で、テンポよく、面白く絡めているところが、現代の人にすごく刺さるだろうなと思いながら観ています。

あと、僕もドラマを観ながら謎解きに参加しています。「来週はルナさんより早く解けるかな」「そこにも解決の鍵が散りばめられているんだ!」「涼子さんのセリフちゃんと聞いておこう」と考えながら観ています。

― 4話は作間さんがフォーカスされる回になりますが、作間さん自身が注目してほしいポイントはございますか

作間:撮影が飛び飛びだったので、それが繋がってどうなっているのかまだ分からないですが、2話の最後にカズトが涼子を振った理由が4話でやっと分かるので、演じてみてグッとくるものがありました。淡々と事件を解決していく中で、ちょっとした人のお話みたいなものが挟まれているので、すごく面白いですし、今後の展開も気になります。

― 最後に、4話をご覧になる視聴者の方へメッセージをお願いします。

作間:4話の撮影をしているときに、台本にないところで初めて泣きました。「映画かな?」と思うくらい、感情の曲線がブワっと出てくる回になっているので、視聴者の方がどう観てくれるんだろうと気になっています。現代のシーンと回想シーンが代わる代わる出てくるので、楽しんでもらえればなと思います。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆作間龍斗(さくま・りゅうと)プロフィール


2002年9月30日生まれ、神奈川県出身。5人組アイドルグループ・ACEesのメンバー。180cmの長身とモデル並みのスタイルを活かし、雑誌「FINEBOYS」(日之出出版)ではレギュラーモデルを務める。「恋の病と野郎組」(BS日テレ/2019)で俳優デビューを果たし、それ以降「どうする家康」、映画「うちの弟どもがすみません」(2024)、映画「山田くんとLv999の恋をする」(2025)など、話題作への出演が続く。高い演技力と凛としたビジュアルで、俳優としても注目を集めている。

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