【泰 梨沙子】【ラオス児童買春】日本人が現地で2度も逮捕されていた…!美しき古都で行われていた少女3人との「異様な共同生活」

写真拡大 (全4枚)

2度にわたりラオスで逮捕された男

「愛子さまがラオスを訪れた翌月、日本人が児童買春をした疑いで拘束されたのです。本当に驚きました」

ラオス北部の古都ルアンプラバン。熱帯の生暖かい空気に包まれながら、川沿いのカフェで取材に応じた地元のラオス人男性は、そう証言した。自然豊かなルアンプラバンには歴史ある寺院が多く残り、景観の美しい街全体が世界遺産として登録されている。2025年11月に愛子さまが初の外国公式訪問先としてラオスを訪れた時も、ルアンプラバンを散策されたことが記憶に新しい。

そんなラオス人にとっても誇り高いこの土地で2025年12月、日本人が児童買春をした容疑で捕まり、4月上旬になったいまも現地で拘束されているという。

筆者は3月30日発売号の「週刊現代」にて、ラオスの村で2025年11月に日本人の男2人が児童買春容疑で逮捕され、罰金を払って釈放されていたことを詳報。そのうちの1人であるS氏(50代)は村に長期滞在し、複数の女児を連日部屋に連れ込んでいたことが、宿泊施設の証言から明らかになっている。

そして、この村から北上するとルアンプラバンにたどり着く。今回の事件と何か関連があるのではないか――。筆者は現地のコネクションを通じてルアンプラバンの捜査関係者に会い、話を聞けることになった。そこで明らかになったのは、やはり今回拘束されたのもS氏だったという衝撃の事実だった。

「S氏は2025年12月、12歳を含む未成年の少女3人を買春した容疑で拘束された。日本語通訳の確保が難しかったことなどから取り調べが難航していたが、まもなく検察で起訴・不起訴の決定が下されるだろう」(捜査関係者)

「女の子をなるべく外に出さないようにしていた」

捜査関係者によれば、S氏は3人の少女とゲストハウスに滞在していたところ、現地警察の強制捜査によって拘束された。少女の中には処女もおり、S氏は性的行為の対価として約6万5000円を支払っていたほか、さらに1泊につき1人当たり約7000円を渡していた疑いがあるという。

現地の売春あっせん業者に少女らを紹介してもらったとみられ、現在警察はこの業者の捜査も進めている。

ラオスの法律では児童買春をした場合、どのような罪に問われるのだろうか。刑法では「児童強姦」の罪に該当し、量刑は被害者の年齢が低くなるほど加重される。捜査関係者によれば、ラオスでは通常、このような犯罪に対し4〜7年の実刑が科されるが、再犯になると量刑はさらに重くなる可能性がある。

さらに捜査関係者は、「複数の少女との性行為は、法律違反になるだけでなく、ラオスの慣習に反する行為。児童虐待にも当たる」として、事態を重くみているという。

捜査関係者との面会後、筆者はS氏が拘束されたという現場へ向かった。中心地から少し離れたバスターミナルの近くにある、1泊2000円ほどのゲストハウスに着くと、庭で鶏たちが悠々と歩き回っていた。

近くにいた施設の関係者に「ここで日本人が警察に捕まったと聞いたのですが」と尋ねると、関係者は怪訝そうな表情でこう答えた。

「ああ、捕まったよ。いつもマスクを着用している背の高い男だった。女の子3人と滞在していて、女の子をなるべく外に出さないようにしており、異様な雰囲気だった」

S氏が宿泊していた部屋を見せてもらうと、簡素な造りの一室に、ダブルベッド1台とシングルベッド1台が置かれていた。S氏は昨年逮捕された村から移動してきた後、ここで3人の少女と共同生活をし、独自の「ハーレム」を築こうとしていたのだろうか。

収容施設で70人と共同生活

拘束されたS氏は一体、いまどのような環境にいるのか。筆者は捜査関係者に教えてもらい、S氏が収容されているという施設の場所へ向かった。市街地から20分ほどの場所にあるこの施設は、ネットで検索しても十分な情報が出てこない。メコン川沿いの斜面で、木々に囲まれて人目につかないように建てられている。

敷地内にいた施設の関係者に状況を聞いた。

「(S氏は)元気にしている。70人が収容されている大部屋にいるよ。外国人は日本人のほか、中国人やオーストラリア人、ロシア人もいる」

この施設には受刑者のほか、S氏のように罪が確定していない段階で長期間拘束されている被疑者もいるという。ラオス人は敷地内の田畑で農作業などに従事することもあるが、外国人には業務が与えられないそうだ。

施設に面した川岸へ行くと、小型ボートが数隻留まっており、ボートで施設の近くまで行くことができた。白い壁に緑の屋根の建物が連なり、建物の前の田畑で作業している人の姿も見えた。

ラオス日本大使館は2025年6月、ラオスへの児童買春目的の渡航に警告を発出。児童買春はラオス、日本の両国で処罰の対象になる行為だと周知した。そうした中で、S氏が2025年に2回も現地で警察沙汰になったのは、「ラオスなら大丈夫だろう」というような、ラオスの文化や少女の人権を軽視する気持ちがあったからかもしれない。

本件について在ラオス日本大使館に問い合わせたところ、次のように回答した。

「2025年12月8日に邦人が拘束されたという通報を2026年1月19日に現地当局から受けた。児童に対する強姦罪だと聞いている。引き続き詳細を確認中で、適切に対応していく」

雄大なメコン川に面した塀の中で、男はいま何を思うのだろうか。

こちらもあわせて読む『これは「アジア版エプスタイン事件」だ…「日本のお客さんもよく来ますよ」ラオスの児童売春村に潜入取材』

【あわせて読む】これは「アジア版エプスタイン事件」だ…「日本のお客さんもよく来ますよ」ラオスの児童売春村に潜入取材