新入社員1~3日で退職代行 退職後に金銭などのトラブルも
新年度となる4月1日、各社で入社式が行われ、芸能人が続々サプライズ登場して話題となった。その一方で、すでに新入社員が退職代行を依頼するケースが続出しているという。
例年この時期には退職代行サービスに新入社員からの依頼が急増。今年も同様で、ある退職代行業者では4月1日から3日の間に新入社員からの依頼が11件に上り、全体依頼数の3割を占めたそうだ。
また、ある弁護士事務所によると、新入社員Aさんは1日に入社して7時30分に出社。昼休みまで研修だったが、自分には合わなくて精神的につらくなり、研修が終わる前の11時30分に弁護士事務所へ依頼の電話。弁護士は書類を作成し昼休みが終わる13時に会社に送り届け、その後Aさんは会社に戻らず、入社後4時間で退職となった。
さらに初出社前から依頼する人もいたそうで、サービス業に入社予定だったBさんは、内定の書類には正社員と書いていたが、実際に送られてきた書類を見るとなぜか契約社員になっていたため、退職代行を依頼したという。
昨年12月に公開されたパーソル総合研究所の調査によると、離職者の約20人に1人が退職代行を利用。利用者の約5割が20~30代の若年層で、在籍期間が1年未満の割合は約4割だとか。
また退職後のトラブルとしては、金銭トラブル(賃金未払いなど)。離職票や源泉徴収票微の発行が遅い・送られてこない。私物や貸与品(パソコン、制服など)の返却をめぐるトラブルなどがあるという。
入社初日で辞めるのはさすがに早すぎる気もするが、次に満足の行く仕事をみつけて、決断は正しかったということにしてほしいものだ。
