人気を集めるレッサーパンダなどが「いのちを感じる」動画配信の候補に挙がる(夢見ケ崎動物公園提供)

 餌を食べたり、眠っていたりする姿を自由にのぞいて─。川崎市は夢見ケ崎動物公園(同市幸区)で日常ではあまり目にできない動物たちの姿を伝える動画配信をするため、ガバメントクラウドファンディング(GCF)を始めた。

 市は市内で唯一、動物の飼育・展示をする同動物公園の再整備計画を進め、「いのちを感じる」体験プログラムや環境教育を充実させる方針という。今回のGCFはこの一環で、集まった資金で動画配信用や保護動物の治療・研究に活用するカメラなどを購入。本年度中にも動画配信をスタートさせる予定だ。

 昨年8〜9月に市民からGCFの取り組みを前提に、魅力向上のためのアイデアを募り、寄せられた94件を基に実現。目標額は100万円で、未達の場合でも動物たちの環境改善などに役立てる。同動物公園の担当者は「動物たちの日頃の様子を見て、遠くの場所にいても身近に感じて、今度は会いたいと思って現地に足を運んでもらいたい」と協力を呼びかけた。

 寄付はふるさと納税の対象で、市内在住者も可能。6月29日までに専用サイト「ふるさとチョイス」から申し込む。