香港大引:ハンセン1.9%安で3日ぶり反落、決算発表の快手14.0%安
26日の香港マーケットは、主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比479.52ポイント(1.89%)安の24856.43ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が192.81ポイント(2.25%)安の8389.93ポイントと3日ぶりに反落した。売買代金は2616億6240万香港ドル(約5兆3352億円)に縮小している(25日は3509億3290万香港ドル)。
中東情勢を巡る不透明感が重し。米国はイランとの停戦を模索しているが、難航するとの見方が優勢だ。トランプ政権が戦争終結に向けてイラン側に提示した15項目で構成された和平案について、イラン国営メディアは25日、和平案の受け入れを拒否したと報道。イラン側も戦争終結に向けた条件5項目を示したと伝わったが、双方の隔たりは大きいとみられている。26日の時間外取引でWTI原油先物が上昇し、依然として高止まりしていることもマイナス材料だ。経済活動の足かせになると危惧されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が14.0%安、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が10.5%安、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が8.5%安と下げが目立った。快手の通期決算は2割増益と堅調だったものの、これを好感する買いはみられていない。自社開発した動画生成AI「可霊AI(KlingAI)」の売上は堅調だが、研究開発費が拡大するとの見通しが不安視された。快手などテック銘柄の下げが響き、ハンセン科技(テック)指数は3.3%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。
セクター別では、中国の保険が安い。中国人寿保険のほか、新華人寿保険(1336/HK)が6.1%、中国人民保険集団(1339/HK)が3.9%、中国平安保険(2318/HK)が3.8%ずつ下落した。
半導体セクターも急落。蘇州貝克微電子(2149/HK)が12.3%安、愛芯元智半導体(600/HK)が7.8%安、兆易創新科技集団(3986/HK)が7.6%安、華虹半導体(1347/HK)が6.2%安で引けた。そのほか、クラウドやAI技術の銘柄群も下げている。
産金・非鉄セクターもさえない。紫金鉱業集団(2899/HK)が4.9%安、霊宝黄金(3330/HK)が4.2%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.7%安、中国宏橋集団(1378/HK)が3.2%安で取引を終えた。
半面、石油セクターは物色される。百勤油田服務(2178/HK)が8.1%、中海油田服務(2883/HK)が3.1%、中油燃気集団(603/HK)が2.8%、中国海洋石油(883/HK)が2.5%ずつ上昇した。
本土マーケットも3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.09%安の3889.08ポイントで取引を終了した。ハイテクが安い。保険、素材、不動産、空運、インフラ関連、医薬、自動車、消費関連なども売られた。半面、石油・石炭は高い。銀行、海運、公益も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
中東情勢を巡る不透明感が重し。米国はイランとの停戦を模索しているが、難航するとの見方が優勢だ。トランプ政権が戦争終結に向けてイラン側に提示した15項目で構成された和平案について、イラン国営メディアは25日、和平案の受け入れを拒否したと報道。イラン側も戦争終結に向けた条件5項目を示したと伝わったが、双方の隔たりは大きいとみられている。26日の時間外取引でWTI原油先物が上昇し、依然として高止まりしていることもマイナス材料だ。経済活動の足かせになると危惧されている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が14.0%安、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が10.5%安、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が8.5%安と下げが目立った。快手の通期決算は2割増益と堅調だったものの、これを好感する買いはみられていない。自社開発した動画生成AI「可霊AI(KlingAI)」の売上は堅調だが、研究開発費が拡大するとの見通しが不安視された。快手などテック銘柄の下げが響き、ハンセン科技(テック)指数は3.3%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。
セクター別では、中国の保険が安い。中国人寿保険のほか、新華人寿保険(1336/HK)が6.1%、中国人民保険集団(1339/HK)が3.9%、中国平安保険(2318/HK)が3.8%ずつ下落した。
半導体セクターも急落。蘇州貝克微電子(2149/HK)が12.3%安、愛芯元智半導体(600/HK)が7.8%安、兆易創新科技集団(3986/HK)が7.6%安、華虹半導体(1347/HK)が6.2%安で引けた。そのほか、クラウドやAI技術の銘柄群も下げている。
産金・非鉄セクターもさえない。紫金鉱業集団(2899/HK)が4.9%安、霊宝黄金(3330/HK)が4.2%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.7%安、中国宏橋集団(1378/HK)が3.2%安で取引を終えた。
半面、石油セクターは物色される。百勤油田服務(2178/HK)が8.1%、中海油田服務(2883/HK)が3.1%、中油燃気集団(603/HK)が2.8%、中国海洋石油(883/HK)が2.5%ずつ上昇した。
本土マーケットも3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.09%安の3889.08ポイントで取引を終了した。ハイテクが安い。保険、素材、不動産、空運、インフラ関連、医薬、自動車、消費関連なども売られた。半面、石油・石炭は高い。銀行、海運、公益も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
