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限定車シリーズ初の完全電動モデル

ロールス・ロイスは、限定生産モデルの新たなシリーズとして『コーチビルド・コレクション(Coachbuild Collection)』を発表した。

【画像】卓越した静粛性。ロールス・ロイス初の完全電動車【スペクター ブラックバッジを詳しく見る】 全34枚

コーチビルド・コレクションは、従来のビスポーク(オーダーメイド)プログラムを大幅に拡大したものとなる。


新モデルの詳細は2026年4月に発表される予定だ。

ブランドに「深い愛着」を持つ顧客は、世界各所に設けられた「プライベート・オフィス」(車両の仕様決定のために用意された空間)に招待され、自身の希望に沿った限定生産車について話し合うことができる。

ロールス・ロイスのクリス・ブラウンリッジCEOは、「お客様が望んでいたのは、ロールス・ロイスが想像力とコーチビルドの自由を活かして創り出す作品を目にするだけでなく、その制作過程のすべてを間近で体験することでした」と述べている。

好評を博してきた限定生産モデル

これまでのロールス・ロイスの限定生産モデルは好評を博してきた。

その先駆けとなったのは2017年に発表された、『ファントム』をベースとする『スウェプテイル』だ。当時のトルステン・ミュラー・エトヴェシュCEOは「おそらく史上最も高価な新車」と評していた。

これに続き、2021年に公開されたオープントップの『ボートテイル』の価格は、約2000万ポンド(約40億円)と推定されている。ヨットや1932年の同名モデルから着想を得ており、木製パネルやリアデッキから飛び出すパラソルが特徴だ。生産されたのはわずか3台のみ。

その2年後には『ドロップテイル』が登場した。ボートテイルよりもさらに高価とされ、「チョップトップ」のホットロッドからインスピレーションを得たスポーティなスタイルが特徴だ。

次に発表予定のコーチビルド車は、同シリーズでは初めて電動パワートレインを搭載する予定だ。これまでの3台はすべて、ロールス・ロイスの象徴である6.75L V12ガソリンエンジンを搭載していた。