ABS秋田放送

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由利本荘市にある道の駅「清水の里・鳥海郷」の直売所とレストランが4月から運営者不在となるのに伴い、24日で営業を休止しました。

トイレや休憩所、駐車場はこれまで通り使えますが、道の駅の運営会社が不在となるのは県内で初めてです。

国道108号沿い。

由利本荘市鳥海町にある道の駅「清水の里・鳥海郷」です。

年間約12万人が利用する道の駅では、農産物の直売所やレストランが運営されてきましたが、24日で営業を終了しました。

道の駅「清水の里・鳥海郷」は、由利本荘市と湯沢市とを結ぶ国道沿いで、山形県境にもほど近い場所にあります。

また宮城からも、日本海側に向かう際に利用する人が多いルートです。

22年前の2004年8月に道の駅に登録され、指定管理者は市の第三セクター「ほっといん鳥海」が務めていました。

ただ、ここ数年は利用者の減少などもあって赤字が続いていました。

経費節減や売り上げ増加に務めたものの、除雪費や人件費の増加で赤字幅が拡大し、今年度いっぱいで撤退することを決めました。

そして、24日が営業最終日でした。

仙台から
妻「楽しみがなくなりますよね」
夫「ねえ残念だね」

千葉から
妻「来たら空っぽで何もなくて…」
夫「何にもない」
妻「どうしたのって聞いたらきょうで営業終わりですって」
夫「店がだんだんなくなるからさ、こういう所なくなったら、土産買う所がなくなるんじゃないですか」

秋田市から
「ここは峠の手前で、割といい所だなと思って行ってたんでちょっと残念ですね、やっぱりね寂しいですね」

加工した商品を、道の駅で販売してもらっていた地元の事業所からも落胆の声が聞かれました。

地元の事業所の従業員
「こういった商品とかを卸せなくなって売る場所が減っちゃうので…」「なんか笹子、この辺がなんか活気がなくなるような気がしてちょっとそこの部分が悲しいですね」

直売所の商品はすでに大部分が片付けられていました。

田村修アナウンサー
「『道の駅 清水の里・鳥海郷』 この道の駅は、こちらのトイレですとか、こういった休憩所はこの先も変わらず使えます。暖房が効いてて暖かいですね」

道の駅の最低限の機能は24時間使えるようになっています。

加えて、この道の駅を経由する市のコミュニティバスは継続して運行されます。

ただ、道の駅は地域の活性化の役割も担っているため、直売所がなくなることでさらなる地域経済の衰退が懸念されます。

建物を所有する由利本荘市は、今月16日まで新たな事業者を募集しましたが応募はなく、現在募集期間を延長する対応をとっています。


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