阪神・中川勇斗 開幕左翼に当確ランプ マルチでOP戦打率.361 好調キープも「気を抜かずに」
◇オープン戦 阪神6―2ロッテ(2026年3月18日 ZOZOマリン)
阪神・中川が「開幕・左翼」のポジションに当確ランプをともした。ロッテ戦は2試合連続で「5番・左翼」で先発出場し、右腕の木村から1打席目に左前打、2打席目には中前打を放つなど好調をキープしている。
「自分のスイングも間も取れていて、良い感じかなと思う。一日一日を大切に、結果を出す気持ちだけで試合に臨んでいる」
この日の試合前練習は貴重な場になった。藤川監督から大山や佐藤輝、森下といった主軸打者の打席での取り組みなどでアドバイスをもらい、“中軸イズム”を注入された。その内容について、本人は詳細こそ明かさなかったが「バッティングについて」と振り返った。オープン戦とはいえ、中軸を任される打者の自覚を深めた。
首脳陣の期待は、起用法に明確に表れている。20日からのオリックスとの3連戦(京セラドーム)は総仕上げとして開幕オーダーに近い形が予想される。そんな中、直近10試合連続で3番を含めたクリーンアップを任されたことこそ、評価の高さを裏付けている。
オープン戦は12試合に出場し、打率・361、2本塁打、7打点とハイレベルな数字を残している。「打順は打席に入ったら関係ない。自分は意識しすぎたら良くないので、良い意識の中で打席に入れているかなと思う」と好調の要因を冷静に分析した。
左翼の座を争うライバルの前川は、6回から中川の代打として出場し、2打席連続の空振り三振。快音を連発する中川とは対照的にアピールできず、明暗が分かれる形となった。開幕まで残り3試合。「気を抜かずに、もう一回、自分自身を見つめ直してやっていきたい」。好調に甘んじることなく、最後まで表情を引き締めた。(長谷川 柚香)
