国立天文台が2027年の暦要項(れきようこう)を発表 “来年”に見られる日食・月食は?
国立天文台は2026年2月2日、日々の暮らしに欠かせない暦と関わりの深い2027年(令和9年)の「暦要項(れきようこう)」を発表しました。
毎年2月最初の官報に掲載される暦要項は日本における公式な暦と言えるもので、翌年の国民の祝日や日曜日の一覧、二十四節気および雑節、朔弦望(月齢)、東京における日の出と日の入の時刻、日食や月食が見られる日時が記載されています。

暦要項には祝日・月齢・日食や月食のタイミングなどを記載
国民の祝日がいつになるのかは「国民の祝日に関する法律」によってほとんどが定められていますが、太陽の位置をもとに定められる「春分の日」と「秋分の日」については、毎年の暦要項で翌年の日付が発表されることになっています。
今回発表された暦要項によると、2027年の春分の日は3月21日(日)、秋分の日は9月23日(木)です。また、2027年は春分の日が日曜日なので、3月22日(月)が振替休日になります。
soraeとして気になる日食・月食ついて。2027年は2月6日〜7日にかけて金環日食(南アメリカ、アフリカなど)、8月2日に皆既日食(ヨーロッパ、アフリカ、中東など)がありますが、残念ながら日本ではどちらも見ることができません。
また、地球の本影が月の全体または一部を隠す皆既月食・部分月食は、2027年には起こりません。月が地球の半影(本影を取り囲む薄い影)だけに入る半影食のうち、2027年2月21日に起こるものについては、月入帯食(月が地球の影に入りながら地平線に沈む月食)として見られるチャンスがあります(※国立天文台暦計算室の月食各地予報を参照)。
今年2026年に見られる日食・月食は?
ちなみに、今年2026年の暦要項は、1年前の2025年2月3日に発表されています。今年は2回の日食と2回の月食が起こりますが、日本では2026年3月3日(火)の皆既月食を全国で見られるチャンスがあります。
国立天文台によると、月食の開始は18時50分頃、終了は22時17分頃。月の全体が地球の本影に入る皆既食は20時4分〜21時3分頃、食の最大は20時33分頃とされています。平日ですが夜の早い時間帯に起こるので、お天気に恵まれれば多くの人がひな祭りの日の皆既月食を楽しめそうです!
文/ソラノサキ 編集/sorae編集部
関連記事国立天文台が2026年の暦要項(れきようこう)を発表 “来年”に見られる日食・月食は?参考文献・出典国立天文台 - 令和9(2027)年暦要項の発表
