Lenovoが50ルクスという低照度の屋内光でも光発電が可能な「次世代集光技術」をCES 2026で発表しました。使用中に継続して充電できる設計により、業界初の「真に充電不要なマウス」を目指す構想を明らかにしています。

Lenovo Reimagines the Device Experience in the AI Era with Visionary Proofs of Concept at CES 2026 - Lenovo StoryHub

https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/lenovo-reimagines-concept-at-ces-2026/



Lenovo debuts a concept "no-charging" keyboard and mouse at CES 2026 | Mashable

https://mashable.com/article/lenovo-solar-charging-keyboard-mouse-ces-2026

現地時間の2026年1月6日にラスベガスで開催されたCES 2026において、LenovoはAIや新デバイスを軸とした多数のコンセプトを発表しました。コンセプト商品には、パーソナルAIハブやAIアシスタントつきのグラス、AIアシスタント搭載のマルチデバイスディスプレイなどが含まれています。



また、Lenovoは「スマートアクセサリー」として2種類のコンセプトを提示しました。「Lenovo Adaptable Keyboard Concept」はストローク調整機能を備えたキーボードで、ゲームでは高速な操作に対応したキーストローク、仕事ではより精密で制御された操作性を求めるといったように、設定を自由に切り替えることができます。



そして「Lenovo Self-Charging Kit Concept」は、Lenovoが提示した「日常の室内光のみで動作するソーラー充電式キーボード&マウス」のコンセプトです。

以下がLenovo Self-Charging Kitのイメージ。キーボード上に光集電パネルを備えているほか、マウスの表面が集電パネルになっています。そのほかコンセプト画像からは、3つのBluetoothを切り替えられるボタンと、バッテリーを長持ちさせるためのエコモードボタンの存在も確認できます。



Lenovo Self-Charging Kitの集電パネルには「次世代の光ハーベスティング技術」が搭載され、50ルクス程度の室内照明レベルでも動作する設計となるとのこと。一般的な電卓用の小型ソーラーパネルでも200〜500ルクスほどの照度を必要とするケースが多いほか、室内照明で充電可能なロジクールのワイヤレスキーボード「Signature Slim Solar+(K980)」の場合も充電するために最低200ルクスの照度が必要です。これらと比較すると、Lenovo Self-Charging Kitの充電に必要な50ルクスは薄暗い室内や間接照明レベルの明るさに相当するため、従来の小型ソーラーパネルよりもはるかに低い照度で自己充電が可能となります。これによりマウスやキーボードを使う日常の照明下でも充電できるため、「真の充電不要アクセサリー」になるとLenovoは強調しています。

CES 2026ではあくまで概念展示として発表されたもので、Lenovo Self-Charging Kitの実機レベルでの製品化時期は明言されていません。Lenovoは「普段使いのワークスペースをより持続可能かつケーブルフリーにする」というプロジェクトを掲げており、Lenovo Self-Charging Kitについても「電力を大量に消費するモバイルワーカーにも、ワイヤレスワークスペースのすっきりとした美しさを好むユーザーにも、Self-Charging Kitはより便利で持続可能なアクセサリーソリューションを提供します」とLenovoは述べています。