レゴは、2026年1月6日にアメリカのラスベガスで開催されているコンピューター見本市「CES 2026」において、物理ブロックとデジタルな体験を融合させた新プラットフォーム「LEGO SMART Play」を発表しました。LEGO SMART Playは1978年にミニフィギュアが登場して以来、レゴの遊びのシステムにおける約50年で最も重要な進化と位置づけられています。

LEGO SMART Play Announcement - CES - About Us - LEGO.com

https://www.lego.com/en-de/aboutus/news/2026/december/lego-smart-play-announcement

LEGO® SMART Play™ System | Official LEGO® Shop DE

https://www.lego.com/en-de/smart-play

LEGO SMART Playの核となるのは、従来の2x4サイズのブロックに収まる小型コンピュータである「LEGO SMART Brick」です。



このブロックの内部には、レゴの突起1つ分よりも小さな直径約4.1mmのカスタムメイドASICチップが搭載されています。このチップは加速度計、光センサー、音センサー、慣性センサーを備えており、動きや傾き、ジェスチャーを正確に検知することができます。



また、Bluetoothメッシュネットワーク技術を採用しているため、複数のブロックが互いの位置や向きを直接認識し、連動して動作することが可能です。

さらに、車体などのアクションに即座に反応し、内蔵LEDが光ったり、オンボードシンセサイザーによって駆動されるミニチュアスピーカーからリアルなエンジン音やライトセーバーの起動音などを再生したりすることが可能。また、搭載されているマイクは音声の録音用ではなく、例えば火を吹き消すような動作を検知して反応させる「仮想ボタン」のような入力センサーとして機能するように設計されています。



このLEGO SMART Brickによって、たとえばダース・ベイダーのミニフィギュアを玉座に座らせると特定の音楽が流れるといった、高度に連動したインタラクティブな体験が実現するとのこと。さらに、NFC技術を用いたスマートタグを識別することで、新しく登場するタイルやミニフィギュアの種類に応じた固有の挙動を引き出すこともできるそうです。

加えて、LEGO SMART Brickは複数のLEGO SMART Brickを一度に充電できる専用のパッドを用いたワイヤレス充電に対応しており、数年間の未使用期間を経ても性能を維持できる高品質なバッテリーが採用されているとのこと。LEGO SMART Brickのファームウェアはスマートフォンの専用アプリを通じてアップデートが可能で、新しい機能が追加される拡張性も備えています。



さらに、プライバシーと安全面を考慮し、LEGO SMART BrickにはAIやカメラは一切搭載されておらず、既存のレゴシステムとの完全な互換性も保たれているとレゴはアピールしています。

LEGO SMART Playの第1弾は映画「スター・ウォーズ」シリーズのキットで、販売価格が69.99ドル(約10200円)の「ダース・ベイダーのTIEファイター」、99.99ドル(約14600円)の「ルークのレッド5 Xウィング」、159.99ドル(約23400円)の「皇帝の玉座の間での決闘とAウィング」の3種類。予約受付はアメリカをはじめとする各市場の公式オンラインストアやレゴストアなどで2026年1月9日から、一般販売は2026年3月1日からとなっています。