高性能なグラフィックボードは物理的なサイズも大きく、ノートPCやミニPCに搭載するのは困難です。そんなときに役立つのがグラフィックボードの外付けを可能にするeGPUボックスやeGPUドックなのですが、テクノロジー系YouTuberのジェフ・ギアリング氏が「eGPUドックとPCを接続するためのOCuLinkケーブルの設計が製品によって違っていて、グラフィックボードを認識させられなかった」という問題を報告しています。

Not all OCuLink eGPU docks are created equal | Jeff Geerling

https://www.jeffgeerling.com/blog/2025/not-all-oculink-egpu-docks-are-created-equal



2025年9月25日にキーボード一体型PC「Raspberry Pi 500」の強化版である「Raspberry Pi 500+」が発売されました。ギアリング氏はMINISFORUM製eGPUドック「DEG1」を用いてRaspberry Pi 500+にグラフィックボードを接続しようと試みました。

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ギアリング氏はDEG1にAMD製GPU「RX 6500 XT」を搭載したグラフィックボードをセットし、Raspberry Pi 500+と接続しました。しかし、グラフィックボードのファンを回転させることはできたものの、OSにグラフィックボードを認識させることはできませんでした。



この際、ギアリング氏はDEG1に付属するOCuLinkケーブルではなく、chenyangというブランドのOCuLinkケーブルを使っていたとのこと。フォーラムでの指摘を受けてDEG1に付属するケーブルに切り替えた結果、グラフィックボードを認識できるようになりました。



chenyangのOCuLinkケーブル(上)とDEG1の付属ケーブル(下)を並べると、DEG1付属ケーブルには色の異なるケーブルが数本編み込まれていることが分かります。ギアリング氏は「今回の検証から、すべてのOCuLinkケーブルが同じように作られているわけではないことが分かります」と指摘しています。



なお、ギアリング氏の検証環境ではRX 6500 XTは動作したものの、RX 7900 XTは動作しなかったとのこと。記事作成時点では、RX 7900 XTが動作しない原因は分かっていません。