二刀流の再起シーズンに“当たり前の”年間40号到達 大谷翔平の節目HRに米記者も愕然「3年連続のMVPも確実」

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チームに待望の援護点をもたらした大谷(C)Getty Images

 球場内の観客はもちろん、おそらく打った本人も本塁打を確信した会心の一打だった。

 現地時間8月9日に本拠地で行われたブルージェイズ戦に大谷翔平ドジャース)が「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席に相手先発右腕のクリス・バシットから2試合ぶりとなる40号を放った。

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 パキャンッーー。独特の乾いた打撃音が鳴った直後、球場内は狂喜乱舞となった。

 ドジャースが2点をリードして迎えた5回一死無塁での第3打席だった。大谷は外角に甘く入ったシンカーを見逃さずに強振。第2打席の中前打を再現するかのように弾き返した打球は、速度107.8マイル(約173.4キロ)、角度27度で、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、あっという間にセンターバックスクリーンに着弾した。

 ナショナル・リーグの本塁打王争いでトップを走るフィリーズ・シュワバー(41本)に一本差と迫る会心弾は、節目のシーズン40本目。大谷にとって23年から続く3年連続4度目の偉業となったわけだが、もちろん日本人選手では史上初の快挙である。約2年ぶりに投手として復帰した負担の大きなシーズンに、当たり前のように40号に到達してしまうのは、もはや驚きでしかない。

 単純計算ではキャリアハイとなるシーズン55発超えペースを維持している大谷。およそ「投手」とは思えないハイアベレージには、現地記者は愕然とする。ドジャースの専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、「今シーズンのオオタニは40本塁打とOPS1.000を記録している。そして彼は19イニングで防御率2.37、25奪三振をマークしている」と二刀流スターの異能ぶりを表す数字を列挙。その上で「ドジャースのスターは、3年連続のMVPも確実視される」と強調した。

 相当な重圧を明確な結果で吹き飛ばし続ける大谷。そのパフォーマンスは、圧巻の一語である。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]