投資戦略アドバイザーの鳥海翔氏「厚生年金の闇、コスパが悪すぎる！老後の対策はこれしかない」

YouTube動画『【年金受給】誰も知らない厚生年金の裏側！これを知らないと損します！』で、投資戦略アドバイザーの鳥海翔氏が厚生年金の制度の“闇”や、年金を増やすための具体策について徹底解説した。動画冒頭で鳥海氏は「納めてる年金は1.8倍の差があるのに、受け取れる年金は1.4倍しか差が出ない。コスパが悪くなるよね」と警鐘を鳴らし、厚生年金の仕組みや問題点を率直に語る。

鳥海氏はまず、厚生年金の“闇”として「厚生年金の合計で5万4千円納められているわけですよ。だけど年金定期便なんかに書かれている金額は、実はここの金額しか書かれていない」と説明。会社が負担する半額分が国民年金の赤字補填に使われ、「半分は誰か知らない人のために納められています」と問題点を指摘した。また「納めている年金はほとんど自分のため、とは言い切れない」とし、独身者や扶養家族がいない人が不利な現状も明かす。

さらに、所得が上がれば上がるほど保険料が増える一方で、「受け取れる年金の差はわずかで、コスパがどんどん悪くなる」と強調。「社会保険料が増えるっていうことは、受け取れる年金も増えるからいいことじゃないか、みたいなことをたまに言われたりするけども、現実見ようよ」と率直な意見を述べた。さらに「年金にも税金がかかるって話ですね」とし、年金受給時にも手取りが減る仕組みを紹介。「これは闇と言わずして、なんて言うんだ」と本音を吐露した。

その上で、鳥海氏は「年金を増やす5つの方法」として、未納分の追納、任意加入、経過的加算、付加年金、そしてiDecoやNISAを具体的に紹介。「厚生年金の方ができることっていうのは、もうNISAやるぐらいしか正直ない」と現実の厳しさを語る一方、個人事業主や自営業者には「意外とね、付加年金とかiDecoとか、できることってちょこちょこあった」とアドバイスした。選択肢ごとに手続きのポイントやコスパも噛み砕いて解説し、視聴者が自ら最適な選択を考えるきっかけを促している。

動画の最後では、「何を使ったらいいのか、どうするのがあなたにとって一番理想的なのか、考えるきっかけになれば嬉しい」と締めくくった。