SEOはもう古い? 企業は「 AI に引用される」戦略へ移行を加速

記事のポイント
マーケターは、AI検索時代に備え、SEO戦略を「AIに引用される情報源」へと転換している。
ブランドは、販売促進や露出強化のため、AI検索結果で目立つコンテンツ作成に注力している。
エージェンシーは、検索データとAPI連携を活用し、AIに情報を届ける仕組みの構築を進めている。
マーケターは、AI検索時代に備え、SEO戦略を「AIに引用される情報源」へと転換している。
ブランドは、販売促進や露出強化のため、AI検索結果で目立つコンテンツ作成に注力している。
エージェンシーは、検索データとAPI連携を活用し、AIに情報を届ける仕組みの構築を進めている。
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Googleの検索エンジンが唯一の存在でなくなった今、マーケターは状況を注視している。検索行動はChatGPTやパープレキシティ(Perplexity)といったAIチャットボットへとますます移行している。これは、商品発見やおすすめなどをAIが生成することを考慮して、マーケターのSEO戦略を見直す必要があることを意味している。
このエピソードでは、おそらくはAIによる検索のせいでGoogle検索がSafariで史上はじめて減少したこと、オープンAI(OpenAI)が食品宅配アプリ運営会社のインスタカート(Instacart)のCEOを引き抜こうとしている理由、Netflixの新しいホーム画面が商品レコメンデーション、ひいては広告のパーソナライゼーションにとってどのような意味を持つかについても語る。
ここで、マクガーン氏との会話のハイライトをいくつか、わかりやすくするために短く編集して紹介する。
AIとの競争
サイトトラフィックに依存している大手コンテンツパブリッシャーはすべて、この1年で大きな損害を被った。分野にもよるが、サイトトラフィックは25〜75%減少している。これにより、状況は大きく変わった。もはや、ほかのパブリッシャーやほかの大規模Webサイトと競争しているのではなく、AIそのものと競争している。
エージェンシーとして考えることは「クライアントが見つけてもらえるようにするにはどうしたらいいか」ではなくなった。「クライアントが回答、つまり、AIが情報を引き出す元となる、信頼される情報源となるにはどうしたらいいか」だ。
ブランドとしての検索か、パフォーマンスか
ブランドの観点と商品の観点、その両方から検討することが重要である。私が重視しているのは、最終的な成果から逆算して考えることだ。最終的に何を達成したいのかーーそれを明確にする必要がある。たとえば、より多くの商品を販売したい、あるいはAmazonのリンクをAI検索結果でより目立つかたちで表示させたいと考えるのであれば、まずはその文脈で表示されるコンテンツを通じて、コマース領域におけるインスピレーションを築き始める必要がある。
データのマイニング
我々は、検索プラットフォームから直接得られるサードパーティデータを大量に保有している。そのデータによって、どのような質問がされているか、どれほどの関心があるか、そのトレンドがどう変化しているかといったことを把握できるようになっている。現在では、そうしたトレンドに関連する会話を予測できるようになり、さらにそのデータを活用して、メディアアクティベーション、コンテンツ制作、マーケティングをサポートすることが可能だ。
我々はデータを見ることができるが、それよりも現在ブランドにとって有益だと思う競争上の優位性のひとつは、直接API、公開API、AIプラットフォーム固有のAPI、またはパートナー固有のAPIを通じて、AIプラットフォームに直接この情報を実際に提供しているところだ。
[原文:How Digitas is navigating search’s shift to the AI era]
Kimeko McCoy(翻訳:ジェスコーポレーション、編集:坂本凪沙)
