ローマでは批判も浴びたフンメルス。(C)Getty Images

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 ラストイヤーが不本意なシーズンとなったのは残念だ。

 4月4日、元ドイツ代表のマッツ・フンメルスが今季終了後の引退を発表した。

 代表では2014年にワールドカップ優勝。クラブではバイエルンとドルトムントとブンデスリーガ優勝5回、DFBポカール優勝3回など、数々のタイトルを手にしている。

 まぎれもない偉大なDFだが、今季加入したローマでは厳しい日々を過ごした。フリーで加入も出場機会が与えられず、イバン・ユリッチ体制ではほとんどピッチに立てず。一方で、SNSでの投稿が一部のローマ・サポーターの反感を買った。

 クラウディオ・ラニエリ現監督が就任してからは、一時レギュラーの座を獲得。だが、再びベンチに座るようになると、3月13日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝第2レグでは、開始11分に軽率なミスから一発退場。ローマがアスレティック・ビルバオに敗れたことで、大きく批判された。

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 引退発表を伝えたイタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「今季はローマで光よりも影を見てきた。メンバーから外されたり、ビルバオ戦では退場。一方でまだ怪物級のパフォーマンスも何度か見せた」と報じている。

「9月にフリーで加入し、ユリッチ体制でほぼずっとベンチに座り、ラニエリの下で主役に復帰。それから再びベンチとなり、何度かインスタグラムでの『観光客』のような投稿がサポーターから気に入られなかった。ビルバオ戦での退場はローマの敗退につながり、事実上イタリアでの冒険を終わらせることになった」

 永遠の都では、本来の力を十分に発揮することができなかった。だが、偉大な功績は確かだ。同紙も「ドイツ史上有数のDF」と評している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部