2017年に映画「順雲」(Cloudy)で台北映画賞最優秀助演女優賞を受賞したリウ・インシャン(劉引商)さん

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(台北中央社)俳優のリウ・インシャン(劉引商)さんが14日未明、死去した。84歳。遺族によれば、リウさんは眠るように亡くなったという。8日に新型コロナウイルスの感染が確認され、隔離期間中だった。高熱やその他の症状もなく、15日に隔離を解除される予定だった。

1937年、中国・山東省生まれ。1966年に映画「幾度夕陽紅」でデビューし、1969年には台湾初のモノクロテレビドラマ「晶晶」で主要キャストを務めた。50年以上にわたり俳優業を続け、2019年には短編映画「帯媽媽出去玩」(A Trip With Mom)で認知症を患う母親を演じ、台北映画賞最優秀主演女優賞を受賞した。

今年5月には、ステージ2の悪性リンパ腫を患っていたことを公表。昨年病気が判明し、6回の抗がん剤治療の末にがん細胞が消えたことを明らかにしていた。

遺族によれば、リウさんは生前、環境に配慮した「エコ葬」を選択していたため、遺骨は台北市陽明山の公営墓地内でさまざまな花が植えられている「花葬エリア」に埋葬される。

(葉冠吟/編集:名切千絵)