Excel/Wordのハイパーリンク自動作成で困る 対処法のあれこれ
手動で設定する必要がないので便利な反面、
「これはサンプル用の架空のURLだから、リンクが付いたらかえって困る」
「これは印刷するデータだからリンクは意味がないし、アンダーラインが付くのも嫌だ」
このように「ハイパーリンクが要らない」場合も結構ある。
今回は、既に設定されたハイパーリンクを後から削除する方法や、
自動的にハイパーリンクが作成されない設定方法、
入力直後や貼り付け直後にリンクを削除する方法について紹介する。
●ハイパーリンクを1箇所削除する
設定されたハイパーリンクを1箇所だけ削除するときは、そのハイパーリンクの上で右クリックをし、表示されたショートカットキーから[ハイパーリンクの削除]を選ぶ。
これは、WordもExcelも同じ操作でOKだ。

●複数のリンクをまとめて削除する
複数のハイパーリンクを一括削除するとき、Excelならば前項と同様に、ハイパーリンクがあるセルを範囲選択して右クリックすれば、[ハイパーリンクの削除]を選択できる。
ところがWordでは、この操作では削除できない。
次のように操作しよう。
・[Ctrl]+[A]で文書全体を選択。
・[Ctrl]+[Shift]+[F9]キーを押す。


これで、Wordのハイパーリンクがまとめて削除できる。
●自動的にハイパーリンクを作成しない設定をする
ハイパーリンクを自動作成する機能を、オフにすることもできる。
・[ファイル]をクリックし、画面左下の[その他のオプション]から[オプション]をクリック。
・[文章校正]で[オートコレクトのオプション]をクリック。
・[入力オートフォーマット]タブで[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]をオフにする。
下図はWordの画面だが、Excelでも同様の操作で設定をオフにすることができる。

●入力直後、あるいは貼り付け直後に、ハイパーリンクを削除する
入力や貼り付け直後にオプションを利用して、ハイパーリンクを削除する方法もある。
URLやアドレスを入力後、[Enter]キーを押してハイパーリンクが作成されたら、文字列先頭部分にマウスポインターを合わせよう。オートコレクトオプションのボタンが表示されたらクリックし、[ハイパーリンクを自動的に作成しない]をクリック。

すると、自動的に作成されたハイパーリンクが削除される。
そしてこの操作以降は、ハイパーリンクは自動的に作成されなくなる。
自動的に作成する設定に戻すときは前項のオプション画面を開き、[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]をオンにすればよい。
また、Webサイトからハイパーリンクを含んだ文字列をコピーしてきたときには、リンクもそのまま貼り付けされてしまう。
そんなときは、貼り付けのオプションを利用するとよいだろう。
貼り付け直後には、貼り付けのオプションボタンが表示される。
クリックし、Wordであれば[テキストのみ保持]をクリックしよう。
Excelならば、[貼り付け先の書式に合わせる]をクリックする。
これでリンクを含まずに、文字列だけを貼り付けできる。

ハイパーリンクは便利なツールだが、冒頭でも書いたように、印刷するデータなどでは設定されていても意味がない。ハイパーリンクが大量に設定されていると、ファイルサイズも大きくなる。
不要なデータは、効率的に削除していこう。
執筆 中野 久美子
