日本は山地が多く、平野が少ない国だが、世界的に見ても農業が高度に発達した国だと言えるだろう。この点で、農村部の発展が遅れている中国は日本から学べることが多くあるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は山地が多く、平野が少ない国だが、世界的に見ても農業が高度に発達した国だと言えるだろう。この点で、農村部の発展が遅れている中国は日本から学べることが多くあるようだ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本の農村部がいかに発展しているかを紹介する記事を掲載した。そこから中国が学べる点について考察している。

 まず、日本の農村部の特徴として「北から南まで大きな差がないこと」を挙げた。北海道の農村部と九州の農村部を比較してもそれほど大きな違いはないとしており、それだけ平均的に発展していると強調した。どんなに辺鄙な地域でもインフラが整っていて道路も舗装されていると紹介し、中国との違いを強調した。中国の農村部ではまだインフラが整備されていないところが少なくない。

 また、日本の農村部での生活レベルや環境は都市部と比べてもそん色ないと記事は紹介した。下水も整備されているので中国の農村部のように汚水が川を流れることもなく、ごみ捨ても厳格に管理されているので美しい環境を保つことができると伝えた。さらに農業の機械化が進んでいることも日本の特徴だとした。中国でも機械化が進められてはいるものの、まだ日本ほどは普及しておらず、人手に頼る作業が多いようだ。

 このほか、日本は農村部でも健康保険や年金制度が整っているので、都市部の人と変わらない待遇を受けることができていると指摘した。中国は、戸籍が都市戸籍と農村戸籍で区別されており、福祉制度や公共サービスに違いがある。

 こうして見ると、日中の農村部は大きく異なっていると言え、格差是正を目指す中国からすると、日本の農村部の発展は理想的な姿と映っているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)