王貞治氏とのエピソードを披露する趙士強氏(左から3人目)。左端は元阪神で中信兄弟2軍監督の林威助氏

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(台北中央社)「王貞治ベースボールミュージアム」(福岡市)の収蔵品約8割を展示する「王貞治展〜栄光の軌跡〜」が台北市内で25日に開幕する。海外での展示は初めて。20日にはPR記者会見が開かれ、中華民国野球協会の趙士強副理事長(59)は王氏について、「われわれにとっての神。台湾野球界に大きく貢献した」と偉業を称えた。

会見では趙氏が1970年代後半、高校野球の台湾代表として米国遠征した17歳ごろに王氏と触れ合ったエピソードを披露した。台湾代表チームは当時、米国での大会を終えるたび日本に立ち寄り、巨人の強打者として活躍していた王氏と、試合観戦や食事会などを通じて交流していた。巨人が翌日に試合を控えたある日。チームメートらが王氏に、ライト側の外野席で応援すると伝えたところ、王氏はその方向に2発ホームランを打つと宣言。見事にその約束を果たしてくれたという。

同展では、王氏の現役・監督時代それぞれのユニホームやバット、トロフィーなどが公開されるほか、福岡ソフトバンクホークスのファンイベント「鷹の祭典」専用ユニホームの展示や台湾プロ野球・中信兄弟の選手やコーチによるトークショーなども行われる。

同展は2月5日まで台北市の三創生活園区、2月8日から3月6日まで中部・台中市の台中文化創意産業園区で開催される。

(謝静ブン/編集:塚越西穂)