アメリカの半導体大手Micronは、Intelと共同開発した3D XPointテクノロジーにより超高速の転送速度と超低遅延を実現したSSDである「Micron X100」を発表しました。

X100 NVMe SSD

https://www.micron.com/products/advanced-solutions/3d-xpoint-technology/x100

Micron Finally Announces A 3D XPoint Product: Micron X100 NVMe SSD

https://www.anandtech.com/show/15029/micron-finally-announces-a-3d-xpoint-product-micron-x100

以下のムービーを再生すると、Micron X100がどんなSSDか一発で分かります。

Introducing the Micron X100, the world's fastest SSD. - YouTube

3D XPointテクノロジーによるストレージはこれまで、IntelはOptane、MicronはQuantXというブランドで展開していましたが、今回Micronは新たに「X100」という非常にシンプルな製品名を打ち出しています。



3D XPointテクノロジーにより、シーケンシャル転送速度が読み書きともに毎秒9GBという高速なアクセス速度を実現。従来のSSDをはるかに上回り、揮発性メモリのDRAMに迫る転送速度のSSDが誕生することになりました。



規格はSATAよりさらに高速なNVMeで、x16レーンのPCIeスロットに接続可能です。



詳細な仕様は明らかになっていませんが、Micronが公開したムービーには4KBランダムリード性能が2.5M IOPSに達しているとのベンチマークテスト結果が示されています。



また、遅延の原因となるレイテンシも一般的なSSDの11分の1と、非常に低く抑えられているとのこと。



発売時期などの詳細は記事作成時点では不明ですが、ハードウェア情報専門誌AnandTechは「Micron X100は2019年10月〜12月にかけて、一部のユーザーに対して試験的に提供される予定なので、近いうちにストレージ市場に投入されることはないでしょう」と指摘し、2020年以降の登場となることを示唆しました。