サラゴサMF香川真司に現地も期待【写真:Getty Images】

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香川上陸を「2部を大きく揺さぶる現象」と称し、大きな影響を与えていると指摘

 元日本代表MF香川真司は今季、レアル・サラゴサへと新天地を求めた。

 移籍加入して3試合ながらすでに初ゴールをマークするなどハイクオリティーなプレーぶりを見せており、スペインでの評価も高まっている。地元のスポーツ専門メディア「エル・デスマルケ」は「リーガ・エスパニョーラ2部で最も価値ある選手の1人」と、その能力を称賛した。

「夏の移籍期間が終了し、各チームにあった移籍動向を振り返ってみる。サラゴサにおける最もインパクトある加入は、日本人MFのシンジ・カガワの加入だ。これはサッカーだけでなく、ラ・リーガ・スマートバンク(リーガ2部)を大きく揺さぶる現象となっている」

 同紙は、香川加入がリーガ2部全体に大きな影響を与えていることをこう紹介。「チャンピオンズリーグで多くの試合に出場し、多くのゴールを決め、アジア人としてワールドクラスに当たるサッカー選手だ。アジアのスポーツ界の象徴でもあり、彼の名前が刻まれたユニフォーム、(本拠地の)ラ・ロマレーダでの日本メディアやジャーナリスト、ファンの多さにもその結果が顕著だ」と、“日本フィーバー”が起きていることを指摘している。

 また香川の価値を示す一つの指標として、ドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」の市場価格を紹介。現時点での香川についている“値札”は600万ユーロ(約7億円)で、アトレチコ・マドリードからデポルティボ・ラ・コルーニャに期限付き移籍したMFフランシスコ・モンテロの1000万ユーロ(約11億6000万円)、ラス・パルマスのMFジョナサン・ビエラの900万ユーロ(約10億5000万円)、ジローナのウルグアイ代表FWクリスティアン・ストゥアニらの700万ユーロ(約8億1000万円)に次ぐ価値があるとしている。

 記事は「そういったデータや数字を超えて、ボールはすべての選手に自分の立ち位置を作る。カガワはまだ万全の状態ではないが、サラゴサにもたらすものの可能性をすでに見せている」と締め括っている。ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッド、ベジクタシュで積んだ実績は、スペインの地でも早くも認められているようだ。(Football ZONE web編集部)